2009年06月05日

'09.6.5(金)掃除なんかしないで…

今朝、韓国語の学校へ行く前に掃除をしようとしていたとき、 「何してるの~?」 とSオンニ。
『掃除しようとしてたところです』
「掃除?それよりコーヒーでも飲まない?」

『でも学校行く前に掃除済ませたいんだけど…』
「そう?学校は今すぐ行くの?ちょっとコーヒーぐらいいいでしょ?」

いつもなら、”あ、学校ね。じゃあまた後でね” という感じなのに、何故だか今日はやけに…。

『今すぐ行くわけじゃないけど…。また午後にでも…。』
「時間ない?そう」

と一旦戻られた。

と思ったら、5分もたたないうちに今度はたくさんの참외(チャメ=真桑瓜)を抱えてきてくれ、

「やっぱり、掃除なんかしないでコーヒー飲みましょうよ。あ、これ?これ昨日市場で買ってきたの。新鮮でおいしいわよ~。」

ということで、結局私も掃除はあきらめて、コーヒーを飲みながらオンニとおしゃべり。
早速チャメもいただく。

普通チャメは皮をむいて食べるのだが、洗ってそのまま丸かじりするという食べ方もなかなかおいしい、ということを最近教えてもらった。
皮ごと食べても特に気にならない。
ちょうどリンゴを皮ごと丸かじりするような感覚。

09.6.5(金)掃除なんかしないで…

中は真っ白の果実で、中心にはちょうどメロンのような細かい種がある。この種の部分を取り除いて食べる韓国人もいるが、たいていの人は種ごと全部食べることが多い。メロンの種ほど硬くもないので、果実と一緒に食べても気にならない。

今の時期、チャメはスイカ同様、あっちでもこっちでも売っているが、このチャメは特においしい。
貼ってあるラベルには、성주(星州)産と書いてある。
慶尚北道の伽耶山に近い星州郡のことのようだ。

その下に書かれている 「금싸라기」、辞書には 「きわめて貴重なもの」 という意味の言葉としてのっているが、これはそういう意味の単語ではなく、現在最もたくさん出回っているチャメの品種の名前なのだそうだ。
日本のリンゴでいうと 「ふじ」 とか 「紅玉」 のような感じ。

水分も甘みもたっぷりで、かつ適度な歯ごたえもあり非常においしい。メロンほどの甘ったるさはなく、瓜科の果物らしい味がする。

さて。

日本なら、いくら親しいお隣さんだとしても、今から掃除するところなのと言っている相手に 、「掃除なんかしないで、コーヒー飲みましょう」 とは、よっぽどの理由がない限り普通はあまり言わないだろう。

人間と人間の距離感というのか、許容範囲というのか、そういうものは日本と韓国ではまるで違うとつくづく感じる。

日本人の感覚からすると、時に 「近すぎる、濃密すぎる」 と感じられることもある韓国人の対人関係だが、逆に韓国人の感覚すると日本人のそれは 「冷たい、何を考えているのか分からない」 というふうに感じられることもあるそうだ。

お互いが無理なく適当なところでバランスをとった関係を維持できれば、理想的だろう。
幸い、オンニと私の関係はちょうど 「つかず離れず」 という感じ。

余計な気を使うこともなくストレスフリーなお付き合いで、なおかつ時おり 「お?!」 と思うような新鮮な文化・習慣の違いの発見もあり、いい塩梅の関係だと思う。

ちなみに、「掃除なんかしないで…」 と言っていたオンニも、実はちゃんと考えてくれていて、今日はコーヒーを飲んでチャメを1個食べたら 「じゃあ行くわね」 と早々に帰っていかれ、私も学校へ行く前に掃除を済ませることができた。

つくづく、いいお隣さんに恵まれて幸運だと思う。


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