2008年11月27日

2008年11月27日(木)キムチ冷蔵庫

最近、大型マートや電器店の店頭などで、キムチ冷蔵庫を売り出しているのをよく目にする。キムチ冷蔵庫は、上ブタを開けるタイプが一般的。上ブタは左右2枚あり、内部も大きく左右2つに仕切られている。

大きさや性能によって値段もいろいろ。写真のキムチ冷蔵庫は約100万ウォンだが、お隣にあったもう少し大きいものは200万ウォン。

2008年11月27日(木)キムチ冷蔵庫

このキムチ冷蔵庫、一般の冷蔵庫と違って、庫内がキムチの保存に最適な-1℃に保たれるというのが一番の大きな特徴。また上ブタを開けるタイプの他に引き出しタイプもあるが、上ブタを開けるタイプの方が人気が高いという。その理由は、引き出しタイプよりも冷気が逃げにくく、より正確に温度が保てるからだそうだ。

また、キムチ冷蔵庫と並んで、大量の白菜が店頭にうず高く積まれているのも、よく見かける。たいていは丸ごとの白菜が3つ1パックに入っていて、このパックを3つ4つ5つ…と、大型カートに入れて買い物している人が多い。

2008年11月27日(木)キムチ冷蔵庫

白菜の下の袋に入っているのが、昨日オンニが漬けてくださった총각김치(チョンガッキムチ)の材料である、小さな大根。

この총각김치(チョンガッキムチ)は、慶尚道・全羅道地方でよく食べられるキムチで、冬、貯蔵用のキムチを漬ける前に漬けて、白菜のキムチが熟成するまでの間に食べるのが普通なのだそうだ。

なるほど。たくさんの種類のキムチを、ただ何となく食べていたが、それぞれのキムチにはそれぞれの旬や味わい方があるのだなと感心する。

そろそろ越冬用のキムチを漬けるシーズン。もともと韓国では冬になると、厳しい寒さが3~4か月も続いて新鮮な野菜が手に入りにくくなるので、それを補うために漬けて食べるようになったキムチ。

越冬用のキムチの漬け込みといえば、こんな記事が ↓↓↓

http://www.kntv.co.jp/news/?p=7365

気象庁が漬け込みの時期の予報までするとは、そして、微妙な気温の変化でキムチの味に差が出るとは、驚き!

韓国料理の代表選手の1人として、今や海外でも広く知られるようになったキムチ。乳酸菌の働きで整腸作用があり、食欲を増進させるだけでなく、各種ミネラルとビタミンが含まれており、栄養の面でも優れているという。

ただ、塩漬けされているキムチは、日本の漬け物同様塩分がある程度含まれているので、食べ過ぎには気をつけたい。ともあれ、先人の理にかなった生活の知恵から生み出されたキムチ。いろいろと奥が深い。


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