2013年11月26日
ポップから民謡まで何でもこい 2
つづき
また 「ヒジャメ」 としてのデビュー曲 『실버들』 も歌ってくれたが、これは完全に演歌。今のイメージとは全然違って驚いたが、演歌でも何でも歌いこなす歌唱力があるのだなと改めて実感した。
ちなみに 『실버들』 が 「しだれ柳」 という意味の単語だということは、コンサート終了後、帰宅し調べて初めて知った。コンサート中は 「실버(シルバー)들(たち)」 つまり 「老人たち」 という意味かと思っていて、不思議なタイトルだなと思っていた。


衣装も何度か着替えたが、どれもよく似合っていて本当に美しかった。


『밤이면 밤마다』(夜なら夜ごと)や 『친구여』(友よ)、『또』(また)など耳になじみのある曲も多数。会場もノリノリだ。
昔 「ディスコの女王」 とも呼ばれていたインスニは、ディスコブームだった当時、流行った歌も披露。「ディスコ曲にはこれが必須なんですよ」 と、きらきら光るかつらを着用し、踊りやすいように衣装の袖口もめくりあげて。



このディスコ風の歌を歌っている途中、突然 「ちょっと待って」 と演奏を止めた。どうも前の方に座っていた年配の男性客が、ディスコ曲にのりきれずつまらなさそうにしていたようだ。
その様子を見たインスニは、「お兄さん(年配の男性)がイメージしてた “インスニの歌” は、こういうノリノリの歌じゃないんでしょ。分かりました。これは1年に2回ぐらいしかやらないんですけど、今日はお兄さんのために特別に歌います」 と、即興でアリランなどの民謡を歌い始めた。これがまたすごかった。会場も拍手喝采。ポップからソウル、ダンス曲、R&B、そして演歌や民謡まで、何でも歌いこなすその音楽センスにはただただ圧倒されるばかりだった。
また、現在アメリカに留学中という1人娘を思って書いた曲 『딸에게』(娘へ)では、スクリーンにインスニとお嬢さんの写真が映し出された。娘を思う母の気持ちが伝わってくる曲だった。今年1月には同名の本も出版したそうだ。


つづく
また 「ヒジャメ」 としてのデビュー曲 『실버들』 も歌ってくれたが、これは完全に演歌。今のイメージとは全然違って驚いたが、演歌でも何でも歌いこなす歌唱力があるのだなと改めて実感した。
ちなみに 『실버들』 が 「しだれ柳」 という意味の単語だということは、コンサート終了後、帰宅し調べて初めて知った。コンサート中は 「실버(シルバー)들(たち)」 つまり 「老人たち」 という意味かと思っていて、不思議なタイトルだなと思っていた。
衣装も何度か着替えたが、どれもよく似合っていて本当に美しかった。
『밤이면 밤마다』(夜なら夜ごと)や 『친구여』(友よ)、『또』(また)など耳になじみのある曲も多数。会場もノリノリだ。
昔 「ディスコの女王」 とも呼ばれていたインスニは、ディスコブームだった当時、流行った歌も披露。「ディスコ曲にはこれが必須なんですよ」 と、きらきら光るかつらを着用し、踊りやすいように衣装の袖口もめくりあげて。
このディスコ風の歌を歌っている途中、突然 「ちょっと待って」 と演奏を止めた。どうも前の方に座っていた年配の男性客が、ディスコ曲にのりきれずつまらなさそうにしていたようだ。
その様子を見たインスニは、「お兄さん(年配の男性)がイメージしてた “インスニの歌” は、こういうノリノリの歌じゃないんでしょ。分かりました。これは1年に2回ぐらいしかやらないんですけど、今日はお兄さんのために特別に歌います」 と、即興でアリランなどの民謡を歌い始めた。これがまたすごかった。会場も拍手喝采。ポップからソウル、ダンス曲、R&B、そして演歌や民謡まで、何でも歌いこなすその音楽センスにはただただ圧倒されるばかりだった。
また、現在アメリカに留学中という1人娘を思って書いた曲 『딸에게』(娘へ)では、スクリーンにインスニとお嬢さんの写真が映し出された。娘を思う母の気持ちが伝わってくる曲だった。今年1月には同名の本も出版したそうだ。
つづく
Posted by dilbelau at 08:53│Comments(0)
│文化・芸術・エンタメ