2012年07月26日

「暴炎」 警報

釜山で史上初の 「猛暑警報」 が発令された。

釜山気象庁は、前日に発令した 「猛暑注意報」 を、26日午前11時をもって 「猛暑警報」 に変更した。気象庁は、26日昼の釜山地域の最高気温について摂氏35度を上回ると予想した。猛暑警報は、1日の最高気温が35度以上の日が2日以上続くと予想されるときに発令される。

釜山で猛暑警報が発令されるのは、2008年に猛暑特報制度が施行されて以来初めてのことだ。33度以上の日が2日以上続くとみられると発令される猛暑注意報は2008年と2010年に2回ずつ発令されたが、猛暑警報の発令は過去になかった。

気象庁関係者は 「26~27日は釜山の一部地域で最高気温が35度を超えると予想されるため猛暑警報を発令した。市民のみなさんはできるだけ野外活動を自制し、いつもより水をよく飲むなど健康管理に注意してほしい」 と話した。

夜の気温が25度以下にならない熱帯夜も連日続いている。25日の夜、釜山の最低気温は25.8度を記録し3日連続の熱帯夜となっており、26日の夜も25度以上になると予測されている。

*****

以上、釜山日報(2012年7月26日1面)より。

「暴炎」 警報

テグやミリャンなど、連日35~36℃以上を記録している地域に比べると、釜山は海に面している分、暑さも随分マシだ。日本でも最近は35~36℃まで上がることも珍しくないが、暑さが比較的マシな釜山でも気温が上がっているということで話題になっているのだろう。

さておき 「猛暑警報」 のもとの韓国語がユニークだ。「폭염경보(ポギョム ギョンボ)」。そのまま漢字に直すと 「暴炎警報」 だ。「暴炎」 とはなかなかの表現。「猛暑」 などなまぬるく感じるほどの激しいインパクトがある。

先ほど、携帯にも 「公益情報」 が入った。

「暴炎警報」 が発令されたので、なるべく戸外での作業は避け水をたくさん飲み、近所の高齢者などの健康状態にも気を配りましょう。家畜や農作物などにも注意を払いましょう、というもの。

昨夜のニュースでも、鶏や豚などの家畜が、暑さのために畜舎で大量に死んでいると報道されていた。巨大な扇風機を24時間回したり、豚にはホースで直接水をかけたりしているが、畜舎内の温度はなかなか下がらず、畜産農家の人たちも困り果てている様子。

人間だけでなく家畜も受難の夏だ。


同じカテゴリー(その他いろいろ)の記事
よいお年を
よいお年を(2013-12-31 18:11)

男女で違うご飯の量
男女で違うご飯の量(2013-11-21 08:54)

バス・地下鉄値上げ
バス・地下鉄値上げ(2013-11-05 19:53)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「暴炎」 警報
    コメント(0)