2012年07月17日
ピアノで聴く風景 2
つづき
今回のコンサートは、ピアニスト김강희(キム・ガンヒ)さんを中心に、他5人のピアニストが出演する 「ピアノで聴く風景」 というコンサート。「解説のあるクラシック音楽会」、「ピアニスト キム・ガンヒのレクチャーリサイタル」 、「I Love Piano Ensembles Ⅳ 釜山コンサート」 などという副題がついているように、単なるコンサートではなく、演奏する曲目についての解説も聴けるという趣向だ。

キム・ガンヒさんは、ソウルにある 「韓国ピアノペダゴジ研究所」 という団体の所長で、他の5人のピアニストも同研究所の研究員なのだそう。
「韓国ピアノペダゴジ研究所」 はこれまでにもソウルで 「第1回難易度別にみるピアノアンサンブル・ストーリー」、「第2回ピアノで聴く映画ストーリー」、「第3回ピアノとダンスを」 と題したピアノコンサートを開いてきたそう。今回の 「第4回ピアノで聴く風景」 は、釜山での初めての公演だ。
コンサートのことは、家の近くの掲示板に貼ってあったポスターを見て知ったのだが、そのポスターに、「〇〇アパートの住人の方は入場料を割引します」 というメモも貼ってあった。まさに私たちが住んでいるアパートだ。早速、連絡して手配してもらい、2万wのチケットを1万wに割引きしてもらった。
何故、特定のアパートの住人に割引するのかと不思議だったが、「韓国ピアノペダゴジ研究所」 釜山支部の方が、同アパートの住人だからという理由らしい。
座席は自由。ステージにはグランドピアノが2台、向い合せに設置してある。
コンサートはほぼ定刻に始まった。最初の曲は、キム・ガンヒさんともう1人の研究員の方が2台のピアノで演奏する、ドビュッシーの 『En bateau』 。演奏中は、スクリーンに写真や絵画や地図が映し出され、演奏と演奏の合間には、各曲や作曲者のエピソードなどを、キム・ガンヒさんが解説してくれる。
その後、リストの 『Les Jeux d'Eaux à la Villa d'Este』、ヨハン・シュトラウスの 『A New Account of the "Blue Danube Walts"』、ベートーベンの 『Symphony No.6 in F Major, Op. 68 "Pastorale"』 と続く。
休憩をはさんで後半は、アルベニスの 『Aragon Fantasia』、ピアッツォーラの 『Verano Porteno』、ガーシュウィンの 『An American in Paris』、ドヴォルザークの 『Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95 "From The New World"』の4曲。
いずれも、1台のピアノで2人が連弾、または2台のピアノで2人が演奏、あるいは2台のピアノで4人が演奏というスタイルで、最後のドヴォルザークの曲は2台のピアノで6人が演奏していた。1台に3人だ。
どの曲もキム・ガンヒさんの解説や、スクリーンに映し出される写真や絵画などのおかげで、より楽しめた。
アンコールは 『サウンド・オブ・ミュージック』 の中から1曲を。「ブラボー」 の声もかかり、観客もみなノリノリだった。
今回のコンサートは、ピアニスト김강희(キム・ガンヒ)さんを中心に、他5人のピアニストが出演する 「ピアノで聴く風景」 というコンサート。「解説のあるクラシック音楽会」、「ピアニスト キム・ガンヒのレクチャーリサイタル」 、「I Love Piano Ensembles Ⅳ 釜山コンサート」 などという副題がついているように、単なるコンサートではなく、演奏する曲目についての解説も聴けるという趣向だ。

キム・ガンヒさんは、ソウルにある 「韓国ピアノペダゴジ研究所」 という団体の所長で、他の5人のピアニストも同研究所の研究員なのだそう。
「韓国ピアノペダゴジ研究所」 はこれまでにもソウルで 「第1回難易度別にみるピアノアンサンブル・ストーリー」、「第2回ピアノで聴く映画ストーリー」、「第3回ピアノとダンスを」 と題したピアノコンサートを開いてきたそう。今回の 「第4回ピアノで聴く風景」 は、釜山での初めての公演だ。
コンサートのことは、家の近くの掲示板に貼ってあったポスターを見て知ったのだが、そのポスターに、「〇〇アパートの住人の方は入場料を割引します」 というメモも貼ってあった。まさに私たちが住んでいるアパートだ。早速、連絡して手配してもらい、2万wのチケットを1万wに割引きしてもらった。
何故、特定のアパートの住人に割引するのかと不思議だったが、「韓国ピアノペダゴジ研究所」 釜山支部の方が、同アパートの住人だからという理由らしい。
座席は自由。ステージにはグランドピアノが2台、向い合せに設置してある。
コンサートはほぼ定刻に始まった。最初の曲は、キム・ガンヒさんともう1人の研究員の方が2台のピアノで演奏する、ドビュッシーの 『En bateau』 。演奏中は、スクリーンに写真や絵画や地図が映し出され、演奏と演奏の合間には、各曲や作曲者のエピソードなどを、キム・ガンヒさんが解説してくれる。
その後、リストの 『Les Jeux d'Eaux à la Villa d'Este』、ヨハン・シュトラウスの 『A New Account of the "Blue Danube Walts"』、ベートーベンの 『Symphony No.6 in F Major, Op. 68 "Pastorale"』 と続く。
休憩をはさんで後半は、アルベニスの 『Aragon Fantasia』、ピアッツォーラの 『Verano Porteno』、ガーシュウィンの 『An American in Paris』、ドヴォルザークの 『Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95 "From The New World"』の4曲。
いずれも、1台のピアノで2人が連弾、または2台のピアノで2人が演奏、あるいは2台のピアノで4人が演奏というスタイルで、最後のドヴォルザークの曲は2台のピアノで6人が演奏していた。1台に3人だ。
どの曲もキム・ガンヒさんの解説や、スクリーンに映し出される写真や絵画などのおかげで、より楽しめた。
アンコールは 『サウンド・オブ・ミュージック』 の中から1曲を。「ブラボー」 の声もかかり、観客もみなノリノリだった。
Posted by dilbelau at 09:08│Comments(0)
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