2012年05月21日

コプチャンチョンゴル

先日、일식거리(日式通り)の焼き魚が食べたくなり、夫と久しぶりに行ってみたら残念なことに店は閉まっていた。店の小窓には 「営業中」 という札が出ていたが、中は真っ暗。どう見ても休みだ。

韓国は人口の3分の1ほどがキリスト教徒だと言われる。そのため、日曜日には教会へ通うために休業にする食堂も多い。日曜日に休む飲食店は日本より多い気がする。

仕方がないので、急きょその近くのホルモン料理専門店 「오작교 양곱창」 へ。「오작교(オジャッキョ=烏鵲橋)」 とは、織姫と彦星が会えるよう天の河に架けられるという想像上の橋のこと。なかなかロマンチックな店名だ。「양곱창(ヤンコプチャン)」 は、牛の胃や腸などのホルモン。

メニューにはホルモン焼きなどもあるが、この日はランチの 「곱창전골(コプチャンチョンゴル)」(8,000w)をいただくことにした。

店内のテレビでは毎週日曜日のお昼に放送される 「全国のど自慢」 が流れている。司会の송해(ソン・ヘ)さんは今年85歳だとは思えないほど、変わらずお元気だ。声も大きく堂々とした司会っぷりだ。

客は私たちだけ。「ちょっと待ってくださいね」 とおばさんは準備に取り掛かる。時々テレビから流れてくる歌に合わせて鼻歌を歌いながら。こちらがコプチャンチョンゴル(▼)。ほぼ食べごろになった状態でテーブルに運ばれてき、カセットコンロで少しぐつぐつしたらいただく。鍋は金属製ではなく、石鍋だ。保温性に優れており、カセットコンロの火を止めてもしばらくはぐつぐついっていた。

コプチャンチョンゴル

コプチャン(牛の小腸)やキャベツ、青菜、えのきだけなどが入っている。コプチャンはもちもちとした歯ごたえで、臭みも全くない。スープにはコプチャンからいいダシが出ており、おいしい辛さだ。

コプチャンチョンゴル

付け合わせ(▼)。手前左は水キムチ。適度な酸味があり口の中がさっぱりする。モヤシのナムルの右斜め上は총각김치(チョンガッキムチ)。カリコリと歯ごたえがよい。

コプチャンチョンゴル

調理を終えたおばさんはテレビの近くの席に座り、相変わらず鼻歌を歌いながら楽しそうにのど自慢番組を見ている。歌がお好きなのだろう。

ほぼ食べ終えたところで、残った具とスープでご飯を炒めて볶음밥(ポックムパッ)にしてもらうことにした。石鍋の中に具を少し残し、スープはほとんどない状態にする。そこへご飯とキムチを入れて、ご飯においしいダシを吸わせる。仕上げにゴマをパラパラと。

ポックムパッを作ってくれながら、「どこか遠くから来られたんですか」 と。日本からだというと、原発事故以来、日本から韓国に移住する人が増えているそうですよ、と教えてくれた。

このポックムパッがまた絶品。おいしさを全部ご飯に閉じ込めた感じ。非常においしくいただいた。

コプチャンチョンゴル

오작교 양곱창
釜山市水営区南川洞9-15
(051) 626-9202


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