2012年03月20日
朝の手紙
コ・ドウォン(高道源)氏(▼)が毎朝、読者に向けて手紙を1通ずつ送る 『고도원의 아침편지』(コ・ドウォンの朝の手紙)。

第1通目の 「朝の手紙」 を送った2001年8月1日以来11年目となる現在、手紙の読者は200万名を超えているそう。私も韓国人の友人から何度かこの 「朝の手紙」 を転送してもらったことはあったが、先日、私も毎朝この手紙を受け取れるよう知人が手続きしてくれた。
以下、『고도원의 아침편지』(コ・ドウォンの朝の手紙)のHPよりご紹介。
「朝の手紙 文化財団」 の理事長であるコ・ドウォン氏は、自他共に認める読書家、多読家。田舎の教会の牧師で、本好きだった父親の影響を受けて彼も本が好きになった。
成長したコ・ドウォン氏は雑誌記者(月刊 『뿌리깊은나무(根の深い木)』)、新聞記者(中央日報)、大統領(金大中)の演説担当1級秘書官などの仕事を通して、本をたくさん読んだ。印象に残った部分には下線を引きながら読み、読んだ本は読書記録をつけていた。
ある日、それらの記録に再び目を通していると、「1節の短い句」 が、人を笑わせも泣かせも、あるいは悟らせもし、人生の方向を変えさせる大きな力があることに気がついた。
2001年8月1日、家族や友人・知人らに向け 「希望とは」 というタイトルのメールを送ったのが 「朝の手紙」 の始まりで、それは現在にまで至っている。
「コ・ドウォンの朝の手紙」 は、毎朝メールで送られる 「心のビタミン」。摂らないからといってすぐ病気になるわけではないが、生きていく上では必ず必要なビタミンのように。忙しい日常の中で、ひとときの休息を与えてくれることだろう。
ちなみに、3月16日に送られてきた 「朝の手紙」 はこちら(▼)。
また、毎朝送られてくる 「朝の手紙」 には、詩や本の文章などと一緒にそれに関する解説も書かれている。この日の解説はこちら(▼)
短いので気楽に読め、韓国語の勉強にもなる。購読希望は、HPトップページの左下より。

第1通目の 「朝の手紙」 を送った2001年8月1日以来11年目となる現在、手紙の読者は200万名を超えているそう。私も韓国人の友人から何度かこの 「朝の手紙」 を転送してもらったことはあったが、先日、私も毎朝この手紙を受け取れるよう知人が手続きしてくれた。
以下、『고도원의 아침편지』(コ・ドウォンの朝の手紙)のHPよりご紹介。
「朝の手紙 文化財団」 の理事長であるコ・ドウォン氏は、自他共に認める読書家、多読家。田舎の教会の牧師で、本好きだった父親の影響を受けて彼も本が好きになった。
成長したコ・ドウォン氏は雑誌記者(月刊 『뿌리깊은나무(根の深い木)』)、新聞記者(中央日報)、大統領(金大中)の演説担当1級秘書官などの仕事を通して、本をたくさん読んだ。印象に残った部分には下線を引きながら読み、読んだ本は読書記録をつけていた。
ある日、それらの記録に再び目を通していると、「1節の短い句」 が、人を笑わせも泣かせも、あるいは悟らせもし、人生の方向を変えさせる大きな力があることに気がついた。
2001年8月1日、家族や友人・知人らに向け 「希望とは」 というタイトルのメールを送ったのが 「朝の手紙」 の始まりで、それは現在にまで至っている。
「コ・ドウォンの朝の手紙」 は、毎朝メールで送られる 「心のビタミン」。摂らないからといってすぐ病気になるわけではないが、生きていく上では必ず必要なビタミンのように。忙しい日常の中で、ひとときの休息を与えてくれることだろう。
*****
ちなみに、3月16日に送られてきた 「朝の手紙」 はこちら(▼)。
'외계인', 길을 잃어 버렸다
십대라는 외계인은
그들이 속한 학교도, 가정도,
모두 온전히 제 것이 아니라고 느낀다.
외계인은 지구라는 별에 정착을 했지만
자신과 전혀 다르게 생기고 다른 말을 하는
지구인으로부터 위협감을 느낀다. 가는 길을
잃어버렸다. 이제 이곳에서 살아가야 하는데,
배가 고프고 발이 아프고 좀 누워 쉬고 싶은데
도무지 그가 하는 말을 알아듣는 이가 없다.
- 김영아의《십대라는 이름의 외계인》 중에서 -
십대라는 외계인은
그들이 속한 학교도, 가정도,
모두 온전히 제 것이 아니라고 느낀다.
외계인은 지구라는 별에 정착을 했지만
자신과 전혀 다르게 생기고 다른 말을 하는
지구인으로부터 위협감을 느낀다. 가는 길을
잃어버렸다. 이제 이곳에서 살아가야 하는데,
배가 고프고 발이 아프고 좀 누워 쉬고 싶은데
도무지 그가 하는 말을 알아듣는 이가 없다.
- 김영아의《십대라는 이름의 외계인》 중에서 -
「宇宙人」、道に迷う
10代という宇宙人は
自分が属する学校も、家庭も、
どれも完全に自分のものではないと感じているのだ。
宇宙人は、地球という星に住んではいるが
自分と見た目もまったく違い、違う言葉を話す
地球人から威嚇されているように感じるのだ。
進むべき道を見失ってしまった。もはやここで暮らすしかないのだが、
お腹が空いたし足も痛い。少し横になって休みたいのに、
自分の言葉を理解してくれる人がまったくいない。
-キム・ヨンアの『10代という名前の宇宙人』より-
10代という宇宙人は
自分が属する学校も、家庭も、
どれも完全に自分のものではないと感じているのだ。
宇宙人は、地球という星に住んではいるが
自分と見た目もまったく違い、違う言葉を話す
地球人から威嚇されているように感じるのだ。
進むべき道を見失ってしまった。もはやここで暮らすしかないのだが、
お腹が空いたし足も痛い。少し横になって休みたいのに、
自分の言葉を理解してくれる人がまったくいない。
-キム・ヨンアの『10代という名前の宇宙人』より-
また、毎朝送られてくる 「朝の手紙」 には、詩や本の文章などと一緒にそれに関する解説も書かれている。この日の解説はこちら(▼)
* 우리의 십대들,
가는 길을 잃어버렸습니다.
성적과 숫자에, 학교 폭력과 왕따에,
길을 잃고 어디로 가야 할지를 모릅니다.
큰 일입니다. 이들이 길을 잃으면 우리의 미래도
길을 잃습니다. 비상한 수단이 필요합니다.
이제라도 꿈을 찾아 주어야 합니다.
길을 알려주어야 합니다.
가는 길을 잃어버렸습니다.
성적과 숫자에, 학교 폭력과 왕따에,
길을 잃고 어디로 가야 할지를 모릅니다.
큰 일입니다. 이들이 길을 잃으면 우리의 미래도
길을 잃습니다. 비상한 수단이 필요합니다.
이제라도 꿈을 찾아 주어야 합니다.
길을 알려주어야 합니다.
*10代は、
進むべき道を見失ってしまいました。
成績や数字、校内暴力、いじめのため
自分を見失い、これからどうすべきなのか分からないのです。
大変なことです。10代が道を見失えば我々の未来も
道を見失います。何か手を打たねばなりません。
夢を見つけてあげねばなりません。
進むべき道を示してあげねばなりません。
進むべき道を見失ってしまいました。
成績や数字、校内暴力、いじめのため
自分を見失い、これからどうすべきなのか分からないのです。
大変なことです。10代が道を見失えば我々の未来も
道を見失います。何か手を打たねばなりません。
夢を見つけてあげねばなりません。
進むべき道を示してあげねばなりません。
短いので気楽に読め、韓国語の勉強にもなる。購読希望は、HPトップページの左下より。
Posted by dilbelau at 21:44│Comments(0)
│その他いろいろ