2011年11月07日
久しぶりの虚心庁
久しぶりの허심청(ホシムチョン=虚心庁)。確かここを利用するのは2回目だ。前回来たのはいつだろうかとブログをさかのぼってみると、何と2008年11月29日。ほぼ3年ぶりだった。

建物の入り口を入ると、見覚えのある噴水が迎えてくれる。座禅を組んでいる金ピカの像は 「虚心像」 なのだそうだ。

噴水の後ろ側にあるパン屋も、以前のままだ。エスカレーターで3階に上がると、これまた見覚えのある大きな看板。

壁に沿って展示されている昔の東莱の写真パネルも、以前のままだ。

さらに短い階段を上がった4階が、「虚心庁」 の受付。韓国のチムジルバンは、受付でタオルとチムジル服、ロッカーキーを受け取って中に入っていくところが多いが、ここは靴箱・ロッカー兼用のキーを渡されるだけだ。チムジルバンを利用する人は、チムジル服をロッカー内のカウンターで借りる。
館内でチムジル服を借りたり、食堂利用したりアカスリをしたときの支払いは、現金ではなくロッカーキーで。館内で利用した料金は、帰るときに一括して支払うスタイルだ。
タオルは大浴場の入り口横に、身体を洗うナイロンのタオルは大浴場に入ってすぐのところに備えられている。
「虚心庁」 は、大浴場が非常に広々しているのが特徴だ。HPによると広さは1,300坪で、どういう算出方法かは不明だが男女合わせて3,000人が入れるそうだ。
中央に円形の広い浴槽があり、真ん中で熱い湯とぬるい湯に仕切られている。マグネシウムを多く含むアルカリ性弱食塩泉なのだそう。天井がかなり高く、中央の浴槽の真上にはガラスの天窓がついている。とても明るい雰囲気だ。
中央の浴槽を取り囲むように、ジャグジーや滝風呂、変わり湯、洞窟湯、サウナ、水風呂などがある。また、以前は気がつかなかったが、大浴場の片隅にある階段を上がると、子ども用のプールと露天風呂がある。
前回来たときは、確か眼鏡を外して入浴したので浴場内の表示がよく見えず、露天風呂があることに気がつかなかった。最近は、眼鏡をかけたまま入浴するようにしているので、よく見える。
まずは洗い場で身体を洗う。シャンプーはないが、石鹸は備え付けられている。「洗い場の場所取りはご遠慮ください」 という表示があるにもかかわらず、たいていの人は自分のお風呂セットを置きっぱなし、洗面器にタオルを入れたままの状態でその場を離れている。構わず、それらを横によけて身体を洗う。
これも前回は気がつかなかったが、洗い場の脇に仕切り板で仕切られたトイレがあった。「小便専用」 と書かれてある(そりゃそうだろう)。以前、オンニに連れて行ってもらったアクアビクスのシャワールームにも、(そこは仕切りも何もなく)片隅に便器があったし、他のチムジルバンでも浴場内にトイレがあるのを見かけたことがある。
韓国ではいたって普通のことのようだが、大浴場内やシャワールームに便器が設置されているというのは、日本人にはなかなか新鮮だ。
身体を洗って中央の大きな浴槽に入っていると、やがて数人のおばさんがデッキブラシを手に入ってきた。浴槽から出るように手で合図しながら 「掃除します」 と。湯を抜きながらデッキブラシやほうきで浴槽内を掃除し、湯が完全に抜けたらまた新たに湯を張る。
24時間営業なので入浴客がいる時間帯に掃除をせざるを得ないのかと思いきや、営業時間は5~22時。ならば営業時間外に掃除すればよいのではと思ったが、利用客が多いので1日数回掃除しないとお湯をきれいに保てないということなのだろう。掃除・湯の入れ替えもさほど時間がかからないので、それほど不便は感じない。
浴槽はたくさんあるのだが、湯温が44度などと高めのところもあり、それらを避けていくつかの浴槽を回る。そのうち熱くなってきたので、露天風呂へ。一応天井はないので露天風呂なのだが、「虚心庁」 が位置する場所がら、周囲は高い壁で囲まれており風景は全く見えない。それでも外の少しひんやりした空気に当たると心地よい。
大浴場を堪能したら、脱衣場のカウンターでチムジル服を借りる(2,000w)。3年前は1,000wだったのに、2倍になっている。
1階下のチムジルバンのフロアー(▼)。

フロアーの照明は暗めにしてある。多くの人が寝そべったり、食べたり飲んだりしながらテレビを見たりとくつろいでいる。周囲にはいろいろな種類のチムジルバンが並んでいる。他に、PCコーナーやDVDルーム、食堂、睡眠室などもある。
チムジルバンに入ったり、のんびりくつろいだりして堪能したら再び大浴場でさっと汗を流して退場。チムジル服は備え付けの返却ボックスへ。
受付でロッカーキーを返すと、館内で利用したサービスが表示され請求される。大浴場のみの利用は大人10,000w(税込み)(土・日・祝の料金)。これも前回は7,900w(土曜日)だったので、随分値上がりしている。各種割引き制度があり、メガマートのカードを提示すると1人につき2,000w(2人まで)引いてくれる。
普段、家ではシャワーだけで済ませるので、久しぶりに大きな湯船で手足を伸ばし、とても気持ちよかった。身体もホカホカ温まった。外に出ると小雨がパラパラ。この日、東莱を訪れた本来の目的であるギターの演奏会会場まで、タクシーで向かった。
建物の入り口を入ると、見覚えのある噴水が迎えてくれる。座禅を組んでいる金ピカの像は 「虚心像」 なのだそうだ。
噴水の後ろ側にあるパン屋も、以前のままだ。エスカレーターで3階に上がると、これまた見覚えのある大きな看板。
壁に沿って展示されている昔の東莱の写真パネルも、以前のままだ。
さらに短い階段を上がった4階が、「虚心庁」 の受付。韓国のチムジルバンは、受付でタオルとチムジル服、ロッカーキーを受け取って中に入っていくところが多いが、ここは靴箱・ロッカー兼用のキーを渡されるだけだ。チムジルバンを利用する人は、チムジル服をロッカー内のカウンターで借りる。
館内でチムジル服を借りたり、食堂利用したりアカスリをしたときの支払いは、現金ではなくロッカーキーで。館内で利用した料金は、帰るときに一括して支払うスタイルだ。
タオルは大浴場の入り口横に、身体を洗うナイロンのタオルは大浴場に入ってすぐのところに備えられている。
「虚心庁」 は、大浴場が非常に広々しているのが特徴だ。HPによると広さは1,300坪で、どういう算出方法かは不明だが男女合わせて3,000人が入れるそうだ。
中央に円形の広い浴槽があり、真ん中で熱い湯とぬるい湯に仕切られている。マグネシウムを多く含むアルカリ性弱食塩泉なのだそう。天井がかなり高く、中央の浴槽の真上にはガラスの天窓がついている。とても明るい雰囲気だ。
中央の浴槽を取り囲むように、ジャグジーや滝風呂、変わり湯、洞窟湯、サウナ、水風呂などがある。また、以前は気がつかなかったが、大浴場の片隅にある階段を上がると、子ども用のプールと露天風呂がある。
前回来たときは、確か眼鏡を外して入浴したので浴場内の表示がよく見えず、露天風呂があることに気がつかなかった。最近は、眼鏡をかけたまま入浴するようにしているので、よく見える。
まずは洗い場で身体を洗う。シャンプーはないが、石鹸は備え付けられている。「洗い場の場所取りはご遠慮ください」 という表示があるにもかかわらず、たいていの人は自分のお風呂セットを置きっぱなし、洗面器にタオルを入れたままの状態でその場を離れている。構わず、それらを横によけて身体を洗う。
これも前回は気がつかなかったが、洗い場の脇に仕切り板で仕切られたトイレがあった。「小便専用」 と書かれてある(そりゃそうだろう)。以前、オンニに連れて行ってもらったアクアビクスのシャワールームにも、(そこは仕切りも何もなく)片隅に便器があったし、他のチムジルバンでも浴場内にトイレがあるのを見かけたことがある。
韓国ではいたって普通のことのようだが、大浴場内やシャワールームに便器が設置されているというのは、日本人にはなかなか新鮮だ。
身体を洗って中央の大きな浴槽に入っていると、やがて数人のおばさんがデッキブラシを手に入ってきた。浴槽から出るように手で合図しながら 「掃除します」 と。湯を抜きながらデッキブラシやほうきで浴槽内を掃除し、湯が完全に抜けたらまた新たに湯を張る。
24時間営業なので入浴客がいる時間帯に掃除をせざるを得ないのかと思いきや、営業時間は5~22時。ならば営業時間外に掃除すればよいのではと思ったが、利用客が多いので1日数回掃除しないとお湯をきれいに保てないということなのだろう。掃除・湯の入れ替えもさほど時間がかからないので、それほど不便は感じない。
浴槽はたくさんあるのだが、湯温が44度などと高めのところもあり、それらを避けていくつかの浴槽を回る。そのうち熱くなってきたので、露天風呂へ。一応天井はないので露天風呂なのだが、「虚心庁」 が位置する場所がら、周囲は高い壁で囲まれており風景は全く見えない。それでも外の少しひんやりした空気に当たると心地よい。
大浴場を堪能したら、脱衣場のカウンターでチムジル服を借りる(2,000w)。3年前は1,000wだったのに、2倍になっている。
1階下のチムジルバンのフロアー(▼)。
フロアーの照明は暗めにしてある。多くの人が寝そべったり、食べたり飲んだりしながらテレビを見たりとくつろいでいる。周囲にはいろいろな種類のチムジルバンが並んでいる。他に、PCコーナーやDVDルーム、食堂、睡眠室などもある。
チムジルバンに入ったり、のんびりくつろいだりして堪能したら再び大浴場でさっと汗を流して退場。チムジル服は備え付けの返却ボックスへ。
受付でロッカーキーを返すと、館内で利用したサービスが表示され請求される。大浴場のみの利用は大人10,000w(税込み)(土・日・祝の料金)。これも前回は7,900w(土曜日)だったので、随分値上がりしている。各種割引き制度があり、メガマートのカードを提示すると1人につき2,000w(2人まで)引いてくれる。
普段、家ではシャワーだけで済ませるので、久しぶりに大きな湯船で手足を伸ばし、とても気持ちよかった。身体もホカホカ温まった。外に出ると小雨がパラパラ。この日、東莱を訪れた本来の目的であるギターの演奏会会場まで、タクシーで向かった。
Posted by dilbelau at 09:02│Comments(0)
│チムジルバン・銭湯