2010年07月25日
噂のパッピンス
一月ほど前だっただろうか、韓国語の学校の同級生でもあった日本人の友人I さんから、行列ができるおいしい팥빙수(パッピンス)屋があると教えてもらった。何事も빨리빨리(早く、早く)とせっかちで知られる釜山人が、行列を作ってまで食べるというパッピンス・・・。
だいたいの場所を聞くと、そういえば以前そのあたりでパッピンス屋を見かけたことがあるような気がする。しかしこのパッピンス屋のことを教えてもらった一月ほど前は、まだそれほど暑くなく、”いざ、パッピンスを~!!” という気分でもなかったのだが、梅雨が明けた途端のこの猛暑。”今こそ、パッピンス日和!!” と先日訪れてみた。
私が、”あの店のことではないか” と見当をつけていたパッピンス屋さん。
この日は行列こそできていなかったが、それでも一組、また一組と店内に入っていく様子が見えた。店の名前もズバリ 「소문난 팥빙수(噂のパッピンス)」。
ここに違いない!!
店先では頭にタオルを巻いた男性がガリガリと氷をかき、奥さまらしき女性が出来上がったパッピンスを店内に運ぶ。お嬢さんらしき若い女性も手伝っている。

他の客に混じって私も店内へ。以前は食堂だったらしいつくりの店内は、それほど広くはない。テーブルが6つほど。靴箱もあるし、店内の床は地面より1段高くなっており、いかにも靴を脱いで入る感じなのだが、”靴を脱がないで上がってください” とのこと。
私の前にいた女性も間違えて靴を脱いで上がろうとしていたし、後からきたおばあさんも同じく。思うに、以前は靴を脱いで上がっていたのだろうが、食堂と違って回転が速いパッピンス屋なので、いちいち靴を脱いだり履いたりしていると玄関が混雑するので、土足方式に替えたのではなかろうかと。

メニューは 「並」 のパッピンス(1,500w)と、「特」 のパッピンス(2,000w)の2種類。私は 「並」 を。ほどなくして運ばれてきたこちら(▼)が 「並」 のパッピンス。「料金は先払いです」 と。パッピンスと引き換えに料金を支払う。

きめ細かい氷と氷の間に、自家製あんこがサンドされてある。I さんが教えてくれた通り、非常にシンプルなパッピンスだ。あんこの味もとてもおいしい。この日も非常に暑かったが、食べ進めるにつれて汗が引く。
氷の中ほどに、あんこから染み出した色とは少し違う、茶褐色っぽい色の部分が目に入る。何か蜜がかけられているのだろうか。

その茶褐色っぽい部分だけをスプーンですくって口に入れてみたが、それほどはっきりした味ではなくまた量も少ないので、結局何の味だかよく分からなかった。梅シロップのようでもあり、黒糖のようでもあり・・・?? この解明はまた次回のお楽しみということに。
さて 「並」 がこれなら、「特」 のパッピンスはどんなだろうかと気になる。店内のお客さんで誰か 「特」 を注文する人はいないかと、さりげなくうかがっていたが、残念ながらみんな 「並」。果物か何かがトッピングされるのだろうか、はたまた大盛りなのだろうか・・・。
パッピンスといえば、私たち夫婦の一番のお気に入りは例のお茶屋さんのパッピンスだが、それと雰囲気はよく似ている。シンプルに氷とあんこのみ。強いていえば、お茶屋さんのパッピンスの方があんこの量が多く、抹茶パウダーがトッピングされるということが違う。
この 「噂のパッピンス」 のパッピンスも、とても気に入った。ただ店内が狭く、客が次から次へとやって来るので、食べたらすぐに次の人のために店を出ないといけないという雰囲気なのが残念。お茶屋のパッピンスは広いので、食べ終えてもしばらく緑の中でくつろぐことができる。
場所は、용호동(龍湖洞)の용호종합사회복지관(龍湖総合社会福祉館)の道路を挟んだ向かい側。この建物(▼)の1階パラソル部分。バス停 「이기대 잎구」 からすぐ。

I さん、教えて下さってありがとうございました!
소문난 팥빙수
(051) 627-1615
配達可
だいたいの場所を聞くと、そういえば以前そのあたりでパッピンス屋を見かけたことがあるような気がする。しかしこのパッピンス屋のことを教えてもらった一月ほど前は、まだそれほど暑くなく、”いざ、パッピンスを~!!” という気分でもなかったのだが、梅雨が明けた途端のこの猛暑。”今こそ、パッピンス日和!!” と先日訪れてみた。
私が、”あの店のことではないか” と見当をつけていたパッピンス屋さん。
この日は行列こそできていなかったが、それでも一組、また一組と店内に入っていく様子が見えた。店の名前もズバリ 「소문난 팥빙수(噂のパッピンス)」。
ここに違いない!!
店先では頭にタオルを巻いた男性がガリガリと氷をかき、奥さまらしき女性が出来上がったパッピンスを店内に運ぶ。お嬢さんらしき若い女性も手伝っている。
他の客に混じって私も店内へ。以前は食堂だったらしいつくりの店内は、それほど広くはない。テーブルが6つほど。靴箱もあるし、店内の床は地面より1段高くなっており、いかにも靴を脱いで入る感じなのだが、”靴を脱がないで上がってください” とのこと。
私の前にいた女性も間違えて靴を脱いで上がろうとしていたし、後からきたおばあさんも同じく。思うに、以前は靴を脱いで上がっていたのだろうが、食堂と違って回転が速いパッピンス屋なので、いちいち靴を脱いだり履いたりしていると玄関が混雑するので、土足方式に替えたのではなかろうかと。
メニューは 「並」 のパッピンス(1,500w)と、「特」 のパッピンス(2,000w)の2種類。私は 「並」 を。ほどなくして運ばれてきたこちら(▼)が 「並」 のパッピンス。「料金は先払いです」 と。パッピンスと引き換えに料金を支払う。
きめ細かい氷と氷の間に、自家製あんこがサンドされてある。I さんが教えてくれた通り、非常にシンプルなパッピンスだ。あんこの味もとてもおいしい。この日も非常に暑かったが、食べ進めるにつれて汗が引く。
氷の中ほどに、あんこから染み出した色とは少し違う、茶褐色っぽい色の部分が目に入る。何か蜜がかけられているのだろうか。
その茶褐色っぽい部分だけをスプーンですくって口に入れてみたが、それほどはっきりした味ではなくまた量も少ないので、結局何の味だかよく分からなかった。梅シロップのようでもあり、黒糖のようでもあり・・・?? この解明はまた次回のお楽しみということに。
さて 「並」 がこれなら、「特」 のパッピンスはどんなだろうかと気になる。店内のお客さんで誰か 「特」 を注文する人はいないかと、さりげなくうかがっていたが、残念ながらみんな 「並」。果物か何かがトッピングされるのだろうか、はたまた大盛りなのだろうか・・・。
パッピンスといえば、私たち夫婦の一番のお気に入りは例のお茶屋さんのパッピンスだが、それと雰囲気はよく似ている。シンプルに氷とあんこのみ。強いていえば、お茶屋さんのパッピンスの方があんこの量が多く、抹茶パウダーがトッピングされるということが違う。
この 「噂のパッピンス」 のパッピンスも、とても気に入った。ただ店内が狭く、客が次から次へとやって来るので、食べたらすぐに次の人のために店を出ないといけないという雰囲気なのが残念。お茶屋のパッピンスは広いので、食べ終えてもしばらく緑の中でくつろぐことができる。
場所は、용호동(龍湖洞)の용호종합사회복지관(龍湖総合社会福祉館)の道路を挟んだ向かい側。この建物(▼)の1階パラソル部分。バス停 「이기대 잎구」 からすぐ。
I さん、教えて下さってありがとうございました!
소문난 팥빙수
(051) 627-1615
配達可
Posted by dilbelau at 09:08│Comments(0)
│伝統茶・パッピンス・ぜんざい