2010年06月02日

男前おばさんのガッツリ肉系

韓国語のスピーチ大会が終わったのが17:30ごろ。疲れていて、夕食の準備をするのも大変だろうからという夫の心遣いで、会場近くで夕食を食べて帰ることにした。

久しぶりの ”ガッツリ肉系”、「뼈다귀해장국(ピョダギヘジャンクッ)」 をいただくことに。
釜山に来た当初、夫の同僚の先生からおいしいと紹介してもらった店は、いつ行っても大勢の客で賑わっている。大学に程近いところにあることもあり、特に大学生らしき客の姿が目立つ。

厨房やホールで働くおばさんたちは、みなきびきびと豪快。「男前」 という言葉が似合いそうなおばさんたちばかりだ。

さて、注文した 「뼈다귀해장국」 (5,000ウォン)が運ばれてくる。「뼈다귀」 は 「骨」、「해장국(解酲湯)」 は 「酔い覚ましのスープ」 で二日酔いのときに飲むとよいとされている。

豚の大きな骨付き肉、いやいや肉がついた大きな背骨と言った方がぴったりの、大きな骨と肉の塊がゴロンゴロンと豪快に入った鍋には、他に菜っ葉やエノキダケ、もやし、ネギなどが入っている。

男前おばさんのガッツリ肉系

お好みでこのスープにすりゴマや塩・コショウなどを加えて、味を調える。もともとしっかりした味のスープなのでそのままでもおいしいが、私はすりゴマをたっぷりと入れて食べるのが好み。ゴマの風味も大好きだし、スープの辛さが少しマイルドになって食べやすくなる。

激辛がお好みの向きは、小皿で出てくる青唐辛子のみじん切り(写真右中▼)をスープに加えられたし。
ただし、どれほど辛くなるかは保証の限りにあらず・・・。^^

男前おばさんのガッツリ肉系

一緒に出てくる茹でそうめん(写真右上▲)は、スープが熱々のうちに入れてほぐしておけばすぐに食べられる。他にキムチやカクトゥギ、青唐辛子、生ニンニクなども出てくる。

肉つきの背骨はそのままだと食べづらいので小皿に取り出し、カニの身をこそげるように、丁寧に骨についた肉を外しながらいただく。背骨が大きいので、ついている肉の量も多い。こそげた肉はそのまま食べてもよし、一緒に出てくるソースにつけて食べてもよし。

男前おばさんのガッツリ肉系

熱々でヒリヒリと辛いスープをフーフー言いながらいただき、お箸とスプーンを駆使してホジホジと肉を骨から外していただき、カクトゥギをポリポリといただき・・・。食べ終わる頃にはすっかりおなかいっぱい。大満足。

さてこの 「뼈다귀해장국(ピョダギヘジャンクッ)」、常々 「감자탕(カムジャタン)」 に似ているなと思ってはいたのだが、普通2~3人以上で一つの鍋を囲んでいただく 「감자탕(カムジャタン)」 を、1人用の鍋にしたのが 「뼈다귀해장국(ピョダギヘジャンクッ)」 だということを、釜山歴2年3ヶ月にして初めて知った!!

ただし、カムジャタンには入っているジャガイモが、ピョダギヘジャンクッには普通入っていないという違いはあるそうだが。

そうだったのか~!また一つ賢く(?)なった。^^

男前おばさんのガッツリ肉系

おいしくいただいて店の外に出ると、一段と気温が下がり風も強いのでかなり肌寒い。昨年の今頃は暑くてもうパッピンスを食べていたというのに、今年は本当におかしな天候だ。


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この記事へのコメント
1人分でカムジャタン鍋は食べに行けないので
このメニュー「ピョダギヘジャンクッ」は良いですね。
あーでも中に入っているじゃがいももウコジも美味しいのにな

でも私もひとつ賢くなりました^^
Posted by う~にゃん at 2010年06月02日 22:12
う~にゃん さま

ジャガイモは入っていませんが、ウコジは少なめですが入っていましたよ。
どうしてジャガイモ入れないんでしょうねー。
Posted by dilbelaudilbelau at 2010年06月03日 10:00
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