2013年11月02日

あっさり密陽テジクッパッ

1カ月ほど前に、家の近所に 「밀양돼지국밥」(ミリャンテジクッパッ)という店がオープンした。店の前にはたくさんの花輪が並び、付近ではチラシを配り、景気づけに日本のちんどん屋さんのような人まで呼んで賑やかに宣伝していた。

先日の夜、ちょうど夫がテジクッパッが食べたいと言うので、店に入ってみた。

ここは、今のテジクッパッ屋さんになる前に、何回か店が替わっている。ずっと以前はミルミョン・カルグクスの店で、その後焼肉の店になり、その後また違う焼肉店になり・・・。

私はミルミョンの店のときに1度来た記憶があり、それ以来4年ぶりくらいに店に入るが店内のレイアウトはほとんど同じだった。外からはよく見えないが、店内には予想外にたくさんの客が入っていて驚いた。

テジクッパッ以外にもスンデクッパッやネジャン(内臓)クッパッなどいろいろなメニューがあるが、まずは基本のテジクッパッ(6,000w)をいただくことにした。

待つことしばし、テジクッパッが運ばれてきた。店のおばさんは笑顔で 「国産のサゴル(牛の脚の骨でとったスープ)を使っています」 と言いながら、料理をテーブルに並べてくれた。ご飯は別に出てくるので、スープと別々で食べてもよし、スープに入れて食べてもよし。お好みで。

あっさり密陽テジクッパッ

まずはスープを一口。風味のあるおいしいスープだが、塩気は物足りなく感じたのでアミエビの塩辛を加えた。ニラの和え物もたっぷりと。ミリャン(密陽)のテジクッパッはそういうものなのか、またはこの店の特徴なのか、非常にあっさりした味だ。

サムゲタンのように茹でたククス(麺)も出てくるので、スープに入れて一緒にいただく。豚肉はやや少なめに感じたが、臭みもなくおいしかった。

あっさり密陽テジクッパッ

キムチやカクトゥギも辛くなく風味があってとてもおいしい。どんどん箸が進む。

あっさり密陽テジクッパッ

近くの席では初老の男性3人組が、店内のテレビで放映されていたゲームのもようを見ながら野球談義。熱く盛り上がっていた。

そのうち、本格的な皮のライディングスーツを着た男性が店に入ってきた。そういえばこの男性がチラシを配っていた。社長さんのようだ。趣味でバイクに乗るのだろう。

あっさり密陽テジクッパッ

밀양돼지국밥
釜山市水営区南川洞31-25
(051) 626-1644


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