2010年03月24日

'10.3.24(水)韓紙工芸作り・まずは・・・ 2

つづく

さて、使う韓紙の色や模様を決めたら、いざ作業に突入。
こちらは、鄭さんがあらかじめ用意しておいてくれた糊。糊も天然の材料のものを使いたいと、鄭さんが小麦粉から作られたものだそうだ。

10.3.24(水)韓紙工芸作り・まずは・・・ 2

何も貼っていない状態の白いトレイに、まずは草などが漉き込まれた韓紙を貼っていく。簡単なように見えて、実は大変神経を使う作業。空気が入らないようにヘラを使ってそーっと貼っていく。この韓紙は草などの立体のものが漉き込まれているので、そういう部分が浮いてしまわないように特に注意しながら・・・。

10.3.24(水)韓紙工芸作り・まずは・・・ 2

指導してくれながらも、韓紙工芸についていろいろ教えてくださる鄭さん。

韓紙は1,500年ほど前から存在していたと言われているそうだが、韓紙工芸品として博物館などに保存されているもので最古のものは約500年前のものなのだそうだ。丈夫とは言え、紙製の工芸品が500年もの時を越えて存在するとは驚いた。

また、韓紙が貼られていない白い状態のトレイも、これも鄭さんが準備されたものなのだそうだ。すでにトレイの状態になって売られているものもあるそうだが、鄭さんは全て手作りにこだわるのでご自身で作られるそうだ。材料は分厚いボール紙のようなもの。

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これは、大きい方のトレイ用のボール紙で、厚さはなんと4ミリもあるのだそうだ(↓)。こんな厚い紙だと切る作業もいかにも大変そうだ。

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小さい方のトレイに使われるのは、2.6~2.8ミリのもの。普通はこの厚さのものを使うそうだが、大きいトレイを作るときには丈夫さのために4ミリのものを使うのだそうだ。写真上が4ミリ、下が2.6~2.8ミリのもの(↓)。

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「アルプス」 の店内にも、トレイやバスケット状のものなどの作品がいくつか展示してあるが、鄭さんのご自宅にはもっと大型の箪笥などの作品もたくさんあるのだそうだ。そういう大型の作品を作るときには、この4ミリのボール紙をさらに何枚か張り合わせて厚くし、強度を出す。まるで木の板のように頑丈になるのだそうだ。

さて、トレイ中央の漉き込み韓紙を貼り終えたら、次は周囲の色を貼る。このときも同様に、空気が入ってしまわないようにヘラを使ってそうっとそうっと丁寧に貼っていく。角の部分は紙が重なってごろついてしまうので、余分な部分はカットしてもたつかないように工夫する。

10.3.24(水)韓紙工芸作り・まずは・・・ 2

つづく


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