2009年04月06日

'09.4.5(日)伝統茶 『たいこ おと』

「고향 맛」 で韓定食をおいしくいただいた後は、これまた友人Kさんの案内で、そこから歩いて5分ほどのところにあるお店で伝統茶をいただくことにした。

店の名前は 「북소리」。「북」 は 「太鼓」、「소리」 は 「音、声」 なので、 「북소리」 は日本語でいうと 「太鼓の音」 なのだが、お店の看板には 「たいこ おと」 と書いてある。

09.4.5(日)伝統茶 『たいこ おと』

これは、韓国語と日本語の微妙な違いからくるもの。

韓国語と日本語は(主語・述語・目的語などの)語順がほぼ同じ。また、韓国語の中でも漢字語の単語は、日本語でも同じ漢字が使われていることが多く、漢字語の場合は初めて見る単語でも意味を推察することが比較的容易である、などの共通点がいくつかある。

しかし、例えば日本語の 「太鼓音」 「地下鉄駅」 「夏夜」などの、所有格助詞 「の」 は、韓国語ではほとんどの場合省略されることが一般的。

この店の名前 「북소리」 も、韓国語の所有格助詞 「의」 が省略されているのだが、それをそのまま日本語に直訳したので 「たいこ おと」 になったのだろう。

さて、お店は階段を上がって2階にある。店内はついたてなどを使ってうまくテーブル間を仕切ってあるので、他のお客さんがいても落ち着いて話をすることができる。また店内にはBGMが流れていないので、非常に静か。

09.4.5(日)伝統茶 『たいこ おと』

店の入り口近くには、茶器・茶道具がディスプレイされており、茶葉もレジのカウンターの向こうに所狭しとたくさん並べられている。(いずれも販売用)

茶器などを 장통(醤桶)と呼ばれる甕の上に置いてあるのも、いかにも韓国的な雰囲気をかもし出している。

09.4.5(日)伝統茶 『たいこ おと』

つづく


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