2008年10月05日
2008年10月5日(日)ミュージカル 『CATS』
今日はどうも雨が降るようで、朝からどんより。広安里ビーチも、やはり天気の悪い日にはなんだか寂しげ。
朝食後、夫といつものスタバで宿題・読書。夫は毎朝韓国語の本を読むことを日課にしている。やはり日本語を読むよりは時間がかかるようだが、最近は以前よりスラスラ読めるようになってきたそうだ。
「継続は力なり」

さて今日は、楽しみにしていたミュージカル 『CATS』 を観に行く日。
釜山市民会館大劇場にて。
出かける準備をしていると、 『CATS』 の担当者より私の携帯に 「上演開始後に遅れて到着した場合、開始後20分を経過するまでは劇場内に入れませんので、余裕をもってお出かけ下さい」 とわざわざメールがきた。もちろん、私だけではなくチケットの予約購入をした人すべてに、そういうメールを送っているのだろう。すごい徹底ぶりだ。
ということなので、少し早めに家を出た。出るころから小雨がポツポツ。
バスに乗って行った。そろそろ降りる停留所が近づき、夫とここの停留所で降りるべきか次の停留所の方が近いか、などと小声で話していたら、目の前に座っていた女性が 「あの、どこに行くのですか?」 と日本語で聞いてきてくれた。
行き先を告げると、その人は知らなかったようで、わざわざ自分の前後の席に座っているおばさんたちに確認してくれ、それをまた日本語で私たちに説明してくれた。親切な方だ。
釜山では、このように意外なところで日本語で話しかけられることが本当に多いと感じる。

早めに到着したが、もうけっこうたくさんの人が会場前でサンドウィッチを食べたり、コーヒーを飲んだりしながら、開演時間が来るのを待っていた。

券売所で、あらかじめ電話予約してあったチケットを受け取る。
私たちも、開演時間まで腰かけて待っていようとすると、ベンチに詩が刻まれていることに気がついた。
10個ほどのこのようなベンチすべてに、それぞれ違う詩が彫られている。

さて開演時間が近づいてきたので、私たちも中へ入る。ロビーにて。

『CATS』 のグッズ売り場には、多くの人が集まっていろいろ買っていく。
この公演のパンフレットやTシャツなど。
ロビーや階段の踊り場など、いたるところにこのような出演者の等身大パネルが設置されてあり、たくさんの人がパネルの前で記念写真を撮っている。


中には(というより、けっこう多くの人が)パネルと同じポーズをとり、写真におさまっていた。


いよいよ客席へ。今日は2階席の最前列。
写真撮影や録音は厳重に禁止されている。上演前の舞台を写すことも禁止。そのことは、館内放送でも掲示物でも観客に知らせてあるが、中には守らない人がいるようで、係員が厳重に見張っている。カメラや携帯は、カバンの「奥深くに」しまってください、と書かれてある。
隣の席には小学生ぐらいの女の子。どうも一人で来ている様子。座高を上げるための小児用クッションの上にちょこんと座り、お行儀よく開演を待っている。しかも私が上着を椅子からうっかり落としたのを見つけて、それを知らせてもくれた。えらくしっかりしている。
さて開演。きらびやかな照明、豪華な舞台セット、すばらしい音楽・歌声。途中20分の休憩をはさんで、1幕と2幕。色とりどり、個性もさまざまな「猫」たちが舞台上を所狭しと飛び回る。
また、舞台上だけではなく、舞台から客席へも下りてきてパフォーマンス。2階席にも来てくれた。
ミュージカルではあるが、「猫」たちの動きはまるでバレー。飛んだり跳ねたり走り回ったりするが、まるで本当の猫であるかのように、足音をいっさいたてずに軽やかに動き回る。身体もとても柔らかくてしなやか。身体にぴったりした衣装を身につけているので、そのしなやかな動きがよく見てとれる。途中、タップダンスのシーンまであった。
またダンスだけでなく、歌も素晴らしい。特に ”Memory…" で歌いだされる有名な曲をソロで歌うシーンでは、あまりの美しい歌声に鳥肌がたった。

1幕から2幕へと進行するにしたがって、舞台はますます盛り上がっていく。
それぞれの「猫」たちは、みなそれぞれに個性的であるのに、20~30「匹」の「猫」全体としても非常によくまとまって、さすがだなーと感嘆した。
また、全体のセリフは英語で、韓国語の字幕が映されていたのだが、途中数か所「猫」たちがセリフを韓国語で言うシーンがあり、観客たちは拍手喝采。(^^)
1981年にロンドンで初めて上演して以来、実に25年以上もの間、世界中の観客たちを魅了してきた 『CATS』 。私たちもたっぷり楽しませてもらった。また帰りに1部求めたパンフレットには、役者たちの素顔や舞台衣装がたくさん紹介されてあり、客席からは見えなかった細部まで楽しむことができた。
劇場を後にする頃にもまだ小雨が降ったりやんだり。夕食はお気に入りのピザ屋で、すばらしい「猫」たちの感想を2人で話しながらいただいた。
朝食後、夫といつものスタバで宿題・読書。夫は毎朝韓国語の本を読むことを日課にしている。やはり日本語を読むよりは時間がかかるようだが、最近は以前よりスラスラ読めるようになってきたそうだ。
「継続は力なり」
さて今日は、楽しみにしていたミュージカル 『CATS』 を観に行く日。
釜山市民会館大劇場にて。
出かける準備をしていると、 『CATS』 の担当者より私の携帯に 「上演開始後に遅れて到着した場合、開始後20分を経過するまでは劇場内に入れませんので、余裕をもってお出かけ下さい」 とわざわざメールがきた。もちろん、私だけではなくチケットの予約購入をした人すべてに、そういうメールを送っているのだろう。すごい徹底ぶりだ。
ということなので、少し早めに家を出た。出るころから小雨がポツポツ。
バスに乗って行った。そろそろ降りる停留所が近づき、夫とここの停留所で降りるべきか次の停留所の方が近いか、などと小声で話していたら、目の前に座っていた女性が 「あの、どこに行くのですか?」 と日本語で聞いてきてくれた。
行き先を告げると、その人は知らなかったようで、わざわざ自分の前後の席に座っているおばさんたちに確認してくれ、それをまた日本語で私たちに説明してくれた。親切な方だ。
釜山では、このように意外なところで日本語で話しかけられることが本当に多いと感じる。
早めに到着したが、もうけっこうたくさんの人が会場前でサンドウィッチを食べたり、コーヒーを飲んだりしながら、開演時間が来るのを待っていた。
券売所で、あらかじめ電話予約してあったチケットを受け取る。
私たちも、開演時間まで腰かけて待っていようとすると、ベンチに詩が刻まれていることに気がついた。
10個ほどのこのようなベンチすべてに、それぞれ違う詩が彫られている。
さて開演時間が近づいてきたので、私たちも中へ入る。ロビーにて。
『CATS』 のグッズ売り場には、多くの人が集まっていろいろ買っていく。
この公演のパンフレットやTシャツなど。
ロビーや階段の踊り場など、いたるところにこのような出演者の等身大パネルが設置されてあり、たくさんの人がパネルの前で記念写真を撮っている。
中には(というより、けっこう多くの人が)パネルと同じポーズをとり、写真におさまっていた。
いよいよ客席へ。今日は2階席の最前列。
写真撮影や録音は厳重に禁止されている。上演前の舞台を写すことも禁止。そのことは、館内放送でも掲示物でも観客に知らせてあるが、中には守らない人がいるようで、係員が厳重に見張っている。カメラや携帯は、カバンの「奥深くに」しまってください、と書かれてある。
隣の席には小学生ぐらいの女の子。どうも一人で来ている様子。座高を上げるための小児用クッションの上にちょこんと座り、お行儀よく開演を待っている。しかも私が上着を椅子からうっかり落としたのを見つけて、それを知らせてもくれた。えらくしっかりしている。
さて開演。きらびやかな照明、豪華な舞台セット、すばらしい音楽・歌声。途中20分の休憩をはさんで、1幕と2幕。色とりどり、個性もさまざまな「猫」たちが舞台上を所狭しと飛び回る。
また、舞台上だけではなく、舞台から客席へも下りてきてパフォーマンス。2階席にも来てくれた。
ミュージカルではあるが、「猫」たちの動きはまるでバレー。飛んだり跳ねたり走り回ったりするが、まるで本当の猫であるかのように、足音をいっさいたてずに軽やかに動き回る。身体もとても柔らかくてしなやか。身体にぴったりした衣装を身につけているので、そのしなやかな動きがよく見てとれる。途中、タップダンスのシーンまであった。
またダンスだけでなく、歌も素晴らしい。特に ”Memory…" で歌いだされる有名な曲をソロで歌うシーンでは、あまりの美しい歌声に鳥肌がたった。
1幕から2幕へと進行するにしたがって、舞台はますます盛り上がっていく。
それぞれの「猫」たちは、みなそれぞれに個性的であるのに、20~30「匹」の「猫」全体としても非常によくまとまって、さすがだなーと感嘆した。
また、全体のセリフは英語で、韓国語の字幕が映されていたのだが、途中数か所「猫」たちがセリフを韓国語で言うシーンがあり、観客たちは拍手喝采。(^^)
1981年にロンドンで初めて上演して以来、実に25年以上もの間、世界中の観客たちを魅了してきた 『CATS』 。私たちもたっぷり楽しませてもらった。また帰りに1部求めたパンフレットには、役者たちの素顔や舞台衣装がたくさん紹介されてあり、客席からは見えなかった細部まで楽しむことができた。
劇場を後にする頃にもまだ小雨が降ったりやんだり。夕食はお気に入りのピザ屋で、すばらしい「猫」たちの感想を2人で話しながらいただいた。
Posted by dilbelau at 19:38│Comments(0)
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