2008年06月10日

2008年4月11日(金)漁坊祭

韓国語のクラスの後、早めに帰宅してアイロンをかけていると、賑やかな音楽が聞こえ始めてどんどん近づいてくる。今日から어방축제(漁坊祭)という、1年に1回のお祭り(今年で8回目)が近くのビーチで開かれる。音楽はその始まりのパレードだった。ベランダから覗くと、パレードの行列がどんどん通っていくので、アイロンを中断して下りる。

民族衣装の集団やかわいい子供たちの集団、海軍の吹奏楽団などたくさん通って行く。中に、同じ韓国語のクラスで勉強しているケニア人女性2人も、衣装を着けて参加していた。

パレードを見ていると後ろから声をかけられる。中年の韓国人女性。すぐには思い出せなかったが、そのおばさんの説明を聞いて思い出した。訪韓して間もない頃に行った、近所の銭湯で会ったおばさんだった。サウナの中で汗を流しながら、カタコトの日本語とカタコトの韓国語でいろいろおしゃべりし、今度うちに食事に招待したいと言ってくれていたあのおばさん。

そのときは住んでいるマンションの棟だけしか聞いていなかったので、こちらから連絡のしようがなかったのだが、今日偶然にもおばさんが私の姿を見つけ、声をかけてくれたのだった。私の手を握り、偶然再会できたことにやや興奮気味でいろいろ話してくれる。

おばさんの友人や、たまたま通りかかった同じアパートのおばあさん(日本語が話せる)も話に加わり、歩道で井戸端会議。おばさんの友人は日本に13年間住んでいたそうで、日本語がペラペラ。自宅で週1回、韓国語・日本語の勉強会を開いており、来週行ってみることにする。
その友人経由で、おばさんが食事に招待してくれるという話も、実現するかもしれない。

ひとしきり立ち話をしたあと、お祭りの会場(ビーチ)へ。緩やかな弧を描くようなビーチの、家とは反対側の端がメイン会場になっている。数え切れないほどの屋台と、パラソルつきのテーブル・いすが所狭しと並べられている。焼酎を飲みながらご機嫌に手拍子つきで歌を歌っている老人グループもいる。

夫と私も홍합という二枚貝を塩茹でしたものを食べてみる。どんぶりに山盛り入って3000ウォン。貝のダシがきいたスープには、やはり青唐辛子が入っておりピリッとアクセントになっている。貝の身もプリプリしておいしい。

メインステージでテコンドーやダンスなどが披露されている。あのケニア人女性2人も、アフリカ風の衣装を着けて、韓国人たちとミニ・ミュージカルに出演。相当練習を重ねたと思われ、完成度が高い。

すっかり日も暮れて家の方へビーチを歩いていると、昔の漁の様子を再現した舞踊を披露しているのを見つけた。女性は頭の上にカゴをのせ、男性は漁の網をひいている。独特なおはやしの歌と共に、ライトに照らされて幻想的な光景だった。

その後、漁火をともして沖に出ていた無数の小さな舟の上から、花火が打ち上げられていた。さらに帰宅した後も、祭りの開幕日を祝う盛大な花火の音が10分間にもわたって鳴り響いていた。


同じカテゴリー(広安里漁坊祭り)の記事
締めは花火で 30
締めは花火で 30(2012-05-11 17:13)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
2008年4月11日(金)漁坊祭
    コメント(0)