アジサイ祭り 5
つづき
「宝宮」 の前には 「第1回アジサイ祭り」 と書かれた横断幕が取り付けられていた。しかしよく見ると、日付は2006年7月22~24日。6年前の横断幕がずっと取り付けられたままとは、何ともおおらかだ。
そのアジサイ祭りは、2006年に初めて開かれて以来、毎年7月頃に開催されており、今年も7月7日(土)・8日(日)と14日(土)・15日(日)に開かれるのだそう。祭りでは、난타(ナンタ=乱打)公演や韓国伝統民俗舞踊などが披露されるそうだ。
それにしても、ここテジョンサ(太宗寺)のアジサイは実に見事。境内に植えられているアジサイは、全部で約10種類、約3,000株なのだそう。
最初から自生していたわけではなく、アジサイが好きなテジョンサの도성(トソン)大僧侶が、約40年間かけて国内外の名勝地などの山寺から収集してきて少しずつ境内に植えたのが始まりだそうだ。
アジサイの向こうに見えている塔は卒塔婆(▼)で、その向こうに見える小屋のようなものは僧侶が個人修業をする場所なのだそう。
この小道の先には、説法殿と修行館を建立する予定だそうだ(▼)。
突き当たりに見えるのは大雄殿(▼)。
大雄殿の奥にある山道を少し歩いてみた。法堂の建立予定の広場(▼)を見下ろすような感じで歩いて行く。
斜面にもびっしりアジサイが植わっている。どのアジサイも生き生きしている。
木立の向こうには海が見える(▼)。
つづく
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