ガッツリなスープ
曇りがちで寒かったこの日の昼食は、夫と뼈다귀해장국(ピョダグィヘジャンクッ)。「뼈다귀」 は 「骨」、「해장국(解酲湯)」 は 「酔い覚ましのスープ」 で二日酔いのときに飲むとよいとされている。普通2~3人で食べる감자탕(カムジャタン)を、1人用の鍋にしたものが뼈다귀해장국(ピョダギヘジャンクッ)だ。
「큰집 한방뼈다귀해장국」 というこの店には、テジクッパやネジャンクッパなどメニューはいろいろあるのだが、ここに来るといつも뼈다귀해장국(ピョダグィヘジャンクッ=6,000w)を頼んでしまう。
「男前な」 という表現がぴったりなアジュンマたちが立ち働く厨房では、土鍋がぐらぐらと火にかけられている。火から下してすぐ運ばれてくるスープは、テーブルの上でもしばらく煮えたぎっている。
まずは、キムチやカクトゥギなどと一緒に出てくる국수(ククス)をスープに入れ、好みですりゴマを加えていただく。
このままでは食べにくいので、巨大な骨付きの肉を小皿に取り出していただく。肉は柔らかく、お箸やスプーンで簡単に肉から外れる。好みで酢醤油のタレにつけて。
スープに浮かんでいる赤い油は唐辛子油だろうか、ラー油のようにピリッとした辛さがあり、その辛さがまた食欲をそそる。熱々で少しピリ辛のスープをたっぷりいただけば、冷えた身体もあたたまる。
큰집 한방뼈다귀해장국(クンチプ 韓方ピョダギヘジャンクッ)
釜山市南区大淵558-4 釜慶大学横の交通放送局のそば
(051) 627-0094
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