韓国の食卓、ピンチ?!
道端で干されている赤唐辛子。韓国人の食生活に、そして数ヵ月後にやってくる김장(キムジャン=冬漬けのキムチ)にも欠かせない食材の1つだ。しかし最近、赤唐辛子を干した건구추(コンコチュ)の値段が急騰し、話題になっている。
農協の干し唐辛子の買い入れ価格は、8月19日=15,000w、22・23日=17,000w、24・25日=19,000w、26日=20,000wと、1週間で30%も急上昇した(いずれも1斤=600gあたり)。昨年の8,000w代の実に2倍以上に跳ね上がっている。
この高騰は今年の天候不順が原因。例年より日照量が少なかった今年は干し唐辛子の出荷量が11万トンと、例年の21万トンの半分程度にとどまっている。このまましばらく高騰が続くのではないかと心配し、今のうちにと買いだめする主婦も出ているそうだ。
韓国料理になくてはならない唐辛子。韓国にとっては深刻な問題だ。
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