'10.1.3(日)ヘビー級・カルビタン

dilbelau

2010年01月03日 09:13

昨日のお昼、暖かくいいお天気だったので、夫と散歩がてら広安里沿いのどこかで昼食を食べようと出かけた。歩き始めて間もなく、ふと目に留まった大きなポスター。

「漢方カルビタン 7,000ウォン → 6,000ウォン」

カルビタン・・・。以前この店で、焼き肉は食べたことがあったが、そういえばカルビタンは私はまだ一度も食べたことがない。じゃあここで食べよう、と早速 「다빈향」 というその店に入った。

広安里沿いに面した大きな窓から光が差し込む明るい店内。すでに数組の客が思い思いのものを食べている。奥のおじさん3人組みは焼き肉を食べながらワインだ。

早速カルビタンを注文。
ここのカルビタンは、スープは韓牛の骨を使って作られているが、肉はオーストラリア産の牛肉を使っているのだそうだ。それでこの値段が実現するのだろう。

ほどなくテーブルに運ばれてきたカルビタン。なかなかのボリュームだ。



付け合せはキムチ・カクトゥギ・昆布の和え物・ほうれん草の和え物。



キッチンバサミとトングがついてくる。カルビタンの大きな肉の塊を、ハサミで食べやすく切っていただくのだ。またサムゲタンなどと同様、好みで岩塩を入れて味を調節する。

グラグラと長時間煮られたのだろう、肉はホロホロに柔らかく大きな骨からも簡単に肉が外れる。ハサミで切った肉は、添えられてあるソースにつけていただく。かなり煮込まれたのだろというのがその食感から分かる。

スープもいいおだしが出ており美味。具は牛肉の他に、エノキダケや당면(タンミョン=春雨のような麺。コシが強い)、卵など。そして 「한방갈비탕(漢方カルビタン)」 というだけあって、量は少ないが朝鮮人参やナツメも入っている。

おなかも空いていたので、おいしいねと言いながらモリモリ食べていたのだが、後半になって肉がずっしりとおなかに・・・。例えばステーキなどと比べると、随分柔らかいのでスルスルと胃袋の中に落ちていくのだが、けっこうな肉の量が入っているようだ。

大きな骨付きの肉がゴロゴロ入っているスープという点では、「뼈다귀해장국」 や 「감자탕」 とも似ているが、それらよりもさらに肉の量が多い気がする。

スープ類の料理は、スープもきれいに飲み干してしまうことが多い私だが、このカルビタンは肉のボリュームが多すぎて、とてもではないがスープまで全部いただくことはできなかった。

いや~、こんなに満腹になったのは久しぶりだ。先日の 「쌈밥」 もかなりおなかいっぱいになったが、野菜も多かったのでそれほど胃にずっしりということはなかった。カルビタンがこんなにもヘビー級だとは、意外や意外。

恐れ入りました。



다빈향 南川店
(051) 625-9292

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