'09.12.10(木)ガツーン!

dilbelau

2009年12月10日 17:10

先日、Sオンニとは反対側のお隣のママさんが、「김장(キムジャン)を漬けたから少しどうぞ」 と持ってきてくださった白菜キムチ。



「김장(キムジャン)」 とは、冬漬けのキムチ。本格的な冬に入る前に大量に漬けて保存しておき、春になるまでの間少しずつ取り出して食べるキムチだ。

しかし、一度にかなり大量に漬けるため1人では大変。
普通は親戚同士、あるいはご近所同士集まって、今日は김さんちのキムチを、明日は박さんちのを、あさっては이さんちのを・・・というように、お互いに協力し合って行う。

キムジャンを漬ける時期も地域によって少しずつ違っていて、たいていは気温の低いソウルなどの北部地方から漬け始め、少し遅れて釜山などの南部地方でもこの一大行事が行われる。この準備のため、白菜を10個、20個とまとめ買いしていく姿は、この時期よく見かける。

さていただいたキムジャン。
口に入れた瞬間は、風味があっておいしいしそれほど辛くないと思ったが、それもつかの間。噛むほどに辛さがガツーンと口の中に広がっていく。なかなかの辛さだ。

韓国人なら、これぐらいあっという間に食べてしまうのだろうが、私たちは一度に少しずつ、それも毎食ごとに食べるわけではないので、なかなか減っていかない。うちにはキムチの保存に適したキムチ冷蔵庫がないので普通の冷蔵庫で保存するのだが、やはり時間の経過とともにだんだん酸味も強くなってくる。

そうなると、今度はキムチ鍋にしていただく。
たっぷりの野菜や豚肉・豆腐などとともに煮て、熱々をフーフー言いながらいただくと、実においしい。身体も温まる。

お隣のママさん、おいしくいただきます!

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