'09.12.10(木)肉付き骨のスープ
アナ・ビドビッチの美しいクラシックギターコンサートを堪能し、会場を出るとそろそろ夕食どき。この日はけっこう風が強く、日が暮れてますます寒く感じる。何か身体が温まるものを、ということで向かったのはテジクッパの店。
この店は勿論テジクッパも有名なのだが、「뼈다귀해장국(ピョダギヘジャンクッ)」(5,000ウォン) もなかなか人気がある。
「뼈다귀」 とは 「骨」。「해장국」 は二日酔いのときに飲むと良いとされているスープ。酔い覚ましのスープと言われていて、実際、飲み過ぎたときに食する人も多いようだが、もちろんそれ以外のときに食べてもおいしい。
ここはいつ来ても混みあっていて、広い店内が完全に満席のこともあった。(韓国人は食べるのが速いので、たとえ満席でも少し待てばすぐ席につくことができるのはありがたい。)
この日は日曜日。
私たちが何気なく空いている席に座ろうとすると、店のおばさんが 「悪いけど、こっちに座ってくれる?日曜日で団体客がどんどん来るから、席をまとめて開けておきたいの。悪いね~」 と豪快に。
確かに、私たちが座った後も、次から次へと客足は途切れない。
お目当ての 「뼈다귀해장국」 が登場。
例によって、巨大な肉付き骨がゴロンゴロンと入っている。「骨付き肉」 というより 「肉付き骨」 と表現する方がピッタリくるほどの、大きな骨・肉のかたまりだ。
これが一かたまり。私のげんこつよりはるかに大きい。肉もたくさん付いている。
スープには好みで胡椒などを入れ、キムチ類とともにいただく。白飯もついてくる。そうめんは、スープが熱いうちにに入れておくと、やがていい具合になる。写真手前の緑のモノ(↓↓)は、いかにも辛そうな生の青唐辛子のみじん切り。お好みでスープに入れてどうぞ、ということだが、これを入れなくても私たちにとっては充分ピリ辛で汗がにじんでくるスープ。手をつけず、そっと置いておいた。
熱々のピリ辛のスープを食べる頃には、身体がホカホカに温まり、おなかいっぱい。ご馳走さまでした。
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