'09.6.7(日)意外なおいしさ

dilbelau

2009年06月07日 11:36

昨日、忠烈祠を出て、どこか近くで昼食を食べようと見回していたとき、目に入ったのが 「곰탕(コムタン)」 の文字。
牛肉や牛の内臓を煮込んだスープのことだ。

コムタンを食べるのは久しぶりだったし、何より私がおなかペコペコで、あちこち食堂を物色して回る余裕がなかったため、ほぼ即決。早速店に入った。

家庭的な雰囲気の店。数組の客がおいしそうに食べている。

「곰탕(コムタン)」(5000ウォン)を注文して、待つことしばし。
メニューには、カルビの焼肉や参鶏湯(サムゲタン)なども並んでいる。

やがて、湯気をもうもうと立てながら運ばれてきたコムタン。



具は、牛肉(骨付きのものも)、당면(タンミョン)という春雨よりコシの強い麺、ネギ、というシンプルなものだが、これが予想以上においしい。



肉も骨からゴロリときれいに外れるほど、ほろほろに柔らかくておいしいのだが、それよりもおいしいのはスープ。サムゲタンのように、各自好みで岩塩を入れて味を調節していただく。あっさりしているのだが、コクがあり実においしい。

何気なく入った、ごく普通のどこにでもありそうな食堂なのだが、意外(と言っては失礼だが)なほどおいしかった。

また、一緒に出てくる반찬(パンチャン=小皿のおかず)類も、韓国人には物足りないだろうと思うほど 「辛くない」。

キムチやカクトゥギでさえ全く辛くないし、他のおかずもマイルドな味付け。日本人の私たちにとっては、”これはどのぐらいの辛さだろうか…”などとちょっと構えながら食べる必要がなく、安心してどんどん食べられる。

大変おいしくスープもきれいに全部いただいた。今までに食べたコムタンの中で、一番おいしいと感じた。
大満足。ご馳走さまでした。



풍림(豊林)
(051) 526-2252

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