'09.3.21(土)牛の背骨肉のスープ

dilbelau

2009年03月21日 19:29

穏やかな朝。午前中は、夫が豆を挽いて淹れてくれたコーヒーを飲みながら、ゆったりと過ごす。
昼食は久しぶりに、夫と 「뼈다귀해장국」 を食べに行くことにした。

뼈다귀 とは 「骨」、해장국 とは飲み過ぎた翌日など、「酔いざまし」 として飲まれるスープ全般を指す。私たちが 「酔いざまし」が必要だったわけではないが、久しぶりに食べてみたくなり、大学近くのその店へ足を運んだ。

その店は 되지국밥 (テジクッパ) がおいしいことでも有名で、いつも食事時にはお客さんでいっぱいなのだが、今日は今まで見た中で一番賑わっていた。

テーブル席も満席で、オンドル席に上がる上り口は無造作に脱いだ靴であふれかえっていた。
(韓国では、日本のように靴を脱いだ後、靴の向きを変えて揃える習慣はない。)



オンドル席を見てみると、それもそのはず大学生でいっぱい。そういえば、昨日大学からMT へ出発するバスをたくさん見かけたのだった。1泊して MT から戻ってきた大学生たちが、一気にこの店に流れ込んできたのだろう。

一様にやや疲れた表情を浮かべながらも、楽しかった MT の余韻を残している大学の新入生たち。



さて、5分もしないうちに席が空いたので、お目当ての 「뼈다귀해장국」(5000ウォン) を注文。まずキムチやカクトゥギ、タマネギのスライス、白飯などがテーブルに並べられ、待つことしばし。

やがて 「뼈다귀해장국」 が運ばれてきた。



グラグラ沸騰しているスープの具は、肉つきの牛の背骨に野菜やエノキダケなど。好みで塩や胡椒、またはゴマと山椒を混ぜたような粉末を加えていただく。

牛の背骨とあって、かなり大きい塊がゴロンゴロンと2つ入っている。骨についている肉をお箸でつつけば、柔らかくホロホロと骨から外れる。



肉の臭みをとるためか、スープはややピリッとした味付けにしてある。

いつ来てもそうだが、ここは訪れる客の数が多いため、「食べ終わったらすぐ出て行くべし」 的な雰囲気が漂っている。特に私たちは韓国人に比べて食べるのが遅いので (というより韓国人たちが相当速い!) 、私たちより後から来た客の方がどんどん食べ終わって出て行く。

今日もほぼ食べ終える頃から、私たちのテーブルの横に客が立って待ち始めたので、食べ終えると早々に店を出てきた。

食後、近くの書店へ立ち寄ったあと、スタバでコーヒーを。スタバも、見るからに MT帰りの大学生たちであふれかえっていた。ほぼ満席。しばらく読書や宿題をして、空模様が怪しくなってきたので帰路についた。

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