2013年09月16日

白ワインサムギョプサル

先日、日本から友人が遊びに来た。釜山にはもう何度も来ている友人で、今回は仕事仲間の方とお2人で。日程は短かったがちょうど都合が合ったので、夫と私も昼食をご一緒させてもらうことにした。できれば南浦洞(ナンポドン)あたりでサムギョプサルをとのリクエストだったが、心当たりがない。そう言えばサムギョプサル自体、しばらく食べていない。

友人が持ってきていたガイドブックに紹介されている 「통마루」(トンマル)という店に、白ワインに漬けこんだサムギョプサルというのがあっておいしそうだということで、そこに行くことにして待ち合わせた。

ガイドブックの地図によると 「トンマル」 は、光復路(クァンボンノ)沿いの伝統茶店 「소화방」(素花坊=ソファバン)の近くとのことだったので、ソファバンの前で待ち合わせることにしていたのだが、待ち合わせ場所に向かう途中、道端で偶然にも友人たちとバッタリ出くわした。

一緒に目印のソファバンを目指したのだが、確かここにあったと思う場所にはない。ソウルカクトゥギの向かいの2階か3階だったと記憶していたが、何度見てもない。そのときは移転したのかなと思っていたが、帰宅後調べてみると、なんと今年に入って閉店したそうだ。

トンマルに電話して場所を確認すると、光復路の三叉路にあるABCマートのビル5階にあるとのこと。地図の場所とは違うけど・・・と思いつつ、言われるままにABCマートの5階に行ってみると、確かにあった。入り口脇には 「祝移転開店」と書かれた花輪が並んでいた。最近、移転してきたのだそう。どうりでガイドブックの地図とずれているはずだ。

店内はけっこう広い。私たちは窓際の席に座った。大きな窓からは、あまり景色がいいとは言えないが光復路が見下ろせる。

早速、サムギョプサル(130g・8,000w)2人分とワインサムギョプサル(150g・9,000w)2人分を注文。ほかにもテジカルビや韓牛の焼き肉などもある。

日本人客も多いのだろうか、メニューも韓国語版とは別に日本語版もあった。書かれている日本語は例によって少々あやしいものではあるが、言いたいことは分かる。

手前がサムギョプサル、奥が白ワインに漬け込んで熟成させたというワインサムギョプサル(▼)。

白ワインサムギョプサル

炭火と焼き網がセットされ、まずはサムギョプサルから焼き始める。店によっては店員さんが焼いてくれるところもあるが、ここは客が自分で焼く。

白ワインサムギョプサル

両面よくほどよく焼けたら適当な大きさに切り分けていただく。タレにつけてそのままいただいてもよし、ネギサラダやニンニクとともにサンチュやエゴマの葉で包んで食べてもよし。酢漬けの薄切り大根で包んで食べるのもおすすめだ。

白ワインサムギョプサル

続いてワイサムギョプサルを。こちらはすでに一口大に切ってあるので、焼けたらそのままいただける。普通のサムギョプサルより肉質が柔らかくておいしい。食べるのに夢中で写真はなし。

付け合わせのおかず類(▼)。

白ワインサムギョプサル

白ワインサムギョプサル

お肉を食べ終えて、締めの食事をいただくことにした。友人のお仕事仲間と私は冷麺(5,000w)を、友人は누룽지(ヌルンジ=お焦げ)とテンジャンチゲのセット(3,000w)を、夫はご飯とテンジャンチゲ(3,000w)を。

冷麺(ムルレンミョン)はよくあるタイプの冷麺。焼肉の締めにぴったり。

白ワインサムギョプサル

ヌルンジ(▼)。

白ワインサムギョプサル

テンジャンチゲは青唐辛子のスライスがたっぷり入っていて、けっこう辛かった。

白ワインサムギョプサル

4人であれこれおしゃべりしながら、楽しくおいしく食事をいただいた。インターネットでもある程度は日本のニュースを把握しているつもりだが、やはり最近の日本の様子などを直接聞けるのは新鮮でおもしろい。

友人からは、けし餅やおかき、お茶、パンなどいつもながらいろいろおみやげをいただいた。特にけし餅は非常においしくいただいた。パッケージに 「堺名産」 と書かれており、私の出身地にこんな銘菓があったんだなと、いまさらながら少し感動した。以前にも食べた記憶はあるが、そのときはこれほどおいしいとは感じていなかったような気がする。それに、地元で暮らしていた頃は、これが堺名産という認識はなかったように思う。ご馳走さまでした。

통마루(トンマル)
南浦洞ABCマートのビル5階
(051) 245-0600/8503


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