2012年12月01日

焼きマンドゥ立ち食い版

水晶(スジョン)市場内にある명당만두(ミョンダンマンドゥ)のメニューは、マンドゥ(焼き・蒸し・キムチ)(いずれも10個3,000w)、あんまん(1個700w)。どれも非常においしい。

店先では、蒸しマンドゥやあんまんを蒸す大きな蒸し器が白い湯気をもうもうとあげており、その傍らではおばさんが鉄板で焼きマンドゥを焼いている。

店内は狭くテーブルが3つだけ。いつ行っても、店の奥ではご主人やおばさんが熱心にマンドゥの皮で具を包んでいる。手際よくリズミカルに作業するご主人やおばさんの手からは、魔法のように次々とマンドゥが生まれてくる。

包まれたマンドゥは蒸されるのを待つわけだが、置き場がないため客用のテーブルの上に置かれていることもたびたび。客が入ってくるとよけてくれるが、よけると言っても置き場はないのでシンクの縁に無理矢理のっけたり・・・。

とにかくスペースは狭いのだが、客は次々と訪れ、文字通り客足が途切れることはない。テイクアウトする人も多い。

この日も店内は満席。すぐ空きそうにもなかったので、店頭で立ち食いすることに。マンドゥを焼く鉄板のそばには、皿を置けるほどのスペースがあり、そこにできたてのマンドゥやタレ、たくあんを並べていただく。

焼きマンドゥを10個注文し、目の前で焼いてくれるのを見ながら待つ。この店の焼きマンドゥは、いったん蒸したものをラードを引いた鉄板でこんがりと焼き上げる。表面はパリッと香ばしく中はジューシーの理想的なマンドゥだ。上から3列目の皮がピンクがかって見えるのはキムチマンドゥ(▼)。

焼きマンドゥ立ち食い版

鉄板の横には蒸しあがったマンドゥがスタンバイ(▼)。この後どんどん焼かれていく。

焼きマンドゥ立ち食い版

おばさんは、10個並んだマンドゥの上におまけで2個マンドゥをのせてくれた。いつも2個くらいサービスしてくれる。この2個がまた嬉しい。

立ち食いしながら、目の前でマンドゥを焼くおばさんとおしゃべり。マンドゥは1日に実に3,000個作るのだそうだ。1パック10個なので、毎日300パック分作っていることになる。

たまにテイクアウトして家で温めなおして食べることもあるが、やはり焼きたて・蒸したてのおいしさにはかなわない。非常においしくいただいた。

명당만두(ミョンダンマンドゥ)
釜山市東区水晶2洞184-2
(051) 469-6326


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この記事へのコメント
うーん。焼きマンドゥ美味しそうですね。
店頭で立ち食いですね。
4月,鐘路のトースト屋さんで初めておひとりさま立ち食いしました。朝食代わりに、サラリーマンとか食べていたので。屋台では何回かあるんですが。マンドゥ屋さん、ハードル高そうな気がします。二人なら大丈夫かも。
私は一人旅が多いので、一人だったら、なんか勇気なくて持ち帰ってしまいそうです。
でもやはり、その場で焼きたてを食べてみたいから頑張ってみるかも?
Posted by イルマーレ at 2012年12月01日 11:20
イルマーレ さま

見知らぬ店で1人だとちょっと勇気がいりますよね。
でもこの店はおばさんも愛想がいいし、1人でも居心地は悪くないと思いますよ^^
やはり焼きたてのおいしさにはかないません。機会があれば是非♪
Posted by dilbelaudilbelau at 2012年12月01日 17:27
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    コメント(2)