2012年06月30日
味のあるテジクッパ屋さん
5月に多大浦(タデポ)で開かれた 「釜山ハーフマラソン」 の10kmコースに参加した夫。出場に備えて日々コツコツと走っていたのだが、毎日走っている方が体調も良いと、マラソンが終わっても走ることを日課にしている。
主に広安里ビーチを走ることが多いようだが、先日たまたまビーチの裏通りを通っていて、味のあるテジクッパの店を見つけたと言う。早速、案内してもらった。
場所は민락골목시장(民楽コルモッ市場)の近く。付近には昔ながらの小さな店や食堂などが並び、懐かしさを覚える風景だ。ビーチ沿いは、おしゃれなカフェやレストラン・バーやホテルなどが立ち並ぶモダンで明るい雰囲気だが、そこからほんの1~2本入るだけで、こういう昔ながらの垢ぬけない路地の風景が広がる。
都会的な光景と、生活感あふれる懐かしい光景が共存しているのは、釜山の魅力の1つだろう。どこもかしこもモダンな雰囲気になってしまっては魅力が半減する。人々の生活ぶりが肌で感じられる大衆的な雰囲気も、いつまでも残ってほしいと思う。
さて、夫が見つけてくれたテジクッパの店は、いかにも韓国の大衆食堂といった雰囲気だ。

店先には半分屋外の 「厨房」 エリアがあり、おばさんが大鍋で豚を煮ている様子が外からでもよく見える(▼)。豚を煮る特有の匂いが鼻をくすぐる。

広くはない店内には4人掛けの席が全部で8つ。テーブル席と座敷席が4つずつだ。先客が焼酎とともにおいしそうにテジクッパを食べている。大鍋を煮る熱気で店内は少しムッとしている。
私は돼지국밥(テジクッパ=5,500w)を、夫はご飯とスープが別々で出てくる따로국밥(タロクッパ=6,000w)を注文。他に、냉장국밥(ネンジャンクッパ=6,000w)や수육백반(スユッペッパン=7,000w)などもある。
注文してふと店内を見渡すと、入口脇に黄色いカゴがたくさん積まれているのが目にとまった。スーパーのレジカゴとしてよく使われるカゴ。そこだけ見ると、まるでスーパーの入口だ。テジクッパの店でレジのカゴを一体何に使うのだろうと思っていたら、ほどなくナゾが解明された。

出前に使うのだ。電話注文を受けると、カゴの底に新聞紙を敷きテジクッパやおかず類を手際よく並べ、それを店のおじさんが配達する。出前の電話もけっこう入っていた。外からも見えていた半屋外の厨房スペースでは、おばさんらが忙しそうに立ち働いていた。

やがて運ばれてきたテジクッパ(▼)。味噌がトッピングされている。アミエビの塩辛で塩味を調節し、ニラの和えものをたっぷり加えていただく。

思いのほか豚肉がたくさん入っていてボリュームたっぷり。肉は柔らかく臭みもなくとてもおいしい。スープも全部いただくとかなりおなかいっぱいになる。

そのうち座敷席に座っていたおじさんが、テレビをつけてくれと店のおばさんに頼む。「野球がやってるから」 と。おばさんに 「そこの上にリモコンがあるから・・・(自分でつけて見てね)」 と言われ、おじさんがテレビをつけるとちょうどロッテとLGのゲームが流れていた。ロッテは0対1でリードされている。店内にいた客はその画面を見ながらテジクッパを食べる。そういう何気ない日常の生活の1コマが、この日はやけに貴重なものに感じられた。
꽃돼지국밥
釜山市水営区民楽洞35-23
(051) 752-1489
主に広安里ビーチを走ることが多いようだが、先日たまたまビーチの裏通りを通っていて、味のあるテジクッパの店を見つけたと言う。早速、案内してもらった。
場所は민락골목시장(民楽コルモッ市場)の近く。付近には昔ながらの小さな店や食堂などが並び、懐かしさを覚える風景だ。ビーチ沿いは、おしゃれなカフェやレストラン・バーやホテルなどが立ち並ぶモダンで明るい雰囲気だが、そこからほんの1~2本入るだけで、こういう昔ながらの垢ぬけない路地の風景が広がる。
都会的な光景と、生活感あふれる懐かしい光景が共存しているのは、釜山の魅力の1つだろう。どこもかしこもモダンな雰囲気になってしまっては魅力が半減する。人々の生活ぶりが肌で感じられる大衆的な雰囲気も、いつまでも残ってほしいと思う。
さて、夫が見つけてくれたテジクッパの店は、いかにも韓国の大衆食堂といった雰囲気だ。
店先には半分屋外の 「厨房」 エリアがあり、おばさんが大鍋で豚を煮ている様子が外からでもよく見える(▼)。豚を煮る特有の匂いが鼻をくすぐる。
広くはない店内には4人掛けの席が全部で8つ。テーブル席と座敷席が4つずつだ。先客が焼酎とともにおいしそうにテジクッパを食べている。大鍋を煮る熱気で店内は少しムッとしている。
私は돼지국밥(テジクッパ=5,500w)を、夫はご飯とスープが別々で出てくる따로국밥(タロクッパ=6,000w)を注文。他に、냉장국밥(ネンジャンクッパ=6,000w)や수육백반(スユッペッパン=7,000w)などもある。
注文してふと店内を見渡すと、入口脇に黄色いカゴがたくさん積まれているのが目にとまった。スーパーのレジカゴとしてよく使われるカゴ。そこだけ見ると、まるでスーパーの入口だ。テジクッパの店でレジのカゴを一体何に使うのだろうと思っていたら、ほどなくナゾが解明された。
出前に使うのだ。電話注文を受けると、カゴの底に新聞紙を敷きテジクッパやおかず類を手際よく並べ、それを店のおじさんが配達する。出前の電話もけっこう入っていた。外からも見えていた半屋外の厨房スペースでは、おばさんらが忙しそうに立ち働いていた。
やがて運ばれてきたテジクッパ(▼)。味噌がトッピングされている。アミエビの塩辛で塩味を調節し、ニラの和えものをたっぷり加えていただく。
思いのほか豚肉がたくさん入っていてボリュームたっぷり。肉は柔らかく臭みもなくとてもおいしい。スープも全部いただくとかなりおなかいっぱいになる。
そのうち座敷席に座っていたおじさんが、テレビをつけてくれと店のおばさんに頼む。「野球がやってるから」 と。おばさんに 「そこの上にリモコンがあるから・・・(自分でつけて見てね)」 と言われ、おじさんがテレビをつけるとちょうどロッテとLGのゲームが流れていた。ロッテは0対1でリードされている。店内にいた客はその画面を見ながらテジクッパを食べる。そういう何気ない日常の生活の1コマが、この日はやけに貴重なものに感じられた。
꽃돼지국밥
釜山市水営区民楽洞35-23
(051) 752-1489
Posted by dilbelau at 09:22│Comments(0)
│牛・豚肉料理