2012年03月15日

遺失物センター 6

つづき

2階部分は構造が複雑で、思わぬところに小部屋があったりして、どこにどんな作品があるのだろうという楽しみもあった。こちらの小部屋には時計がいっぱい。中にはクレヨンしんちゃんの置時計も。

遺失物センター 6

部屋の外から中をのぞいているときには気が付かなかったが、部屋の中に入ると時計の 「カチコチカチコチ・・・」 という音がよく聞こえる。この部屋の作品の名前は 「遺失物センター」。持ち主のいないたくさんの時計のカチコチと時を刻む音に囲まれていると、何とも言えぬ不思議な感覚に襲われた。

遺失物センター 6

この 「遺失物センター」 の部屋のすぐ手前には柵があり、柵の向こう側には1階へと続くらせん階段が。黒い犬のシルエットも、この展示会の作品の1つ。会場内にはこういう犬の作品がいくつもあり、よく見るといずれも黄色いおしっこをしているデザインだった。

遺失物センター 6

これを下りると、チケット販売窓口の中に出るようになっていた。駅舎が使用されていたときは、数多くの職員がこの階段を上り下りしたのだろう(▼)。

遺失物センター 6

らせん階段の脇にはもう1つ小部屋があった。もしかして当直などに使われていたのだろうか。そこにも作品が(▼)。

遺失物センター 6

突き当たりの大きな部屋には、竹ひごで作られた模型飛行機や、大型の絵画が展示されていた(▼)。

遺失物センター 6

遺失物センター 6

いろいろな作品を堪能し1階に下りると、先ほどは気が付かなかった小部屋がもう1つあった。窓には黒い布を張って暗室風にし、白い壁に映像を映し出している。この映像が作品。

遺失物センター 6

映像といえば、1階のドイツ人アーティストの作品には映像を使ったものが他にもいくつかあった。こちらは壁に取り付けられた作品(▼)。2センチ四方ぐらいの小さなテレビの中にも映像が映し出されている。

遺失物センター 6

当時使われいてた木製のベンチも、カラフルに塗装されてアート風に変身。

遺失物センター 6

特にドイツ人アーティストの作品はかなり斬新なものが多かったが、いろいろなスタイル・個性のアートを楽しむことができてよかった。昔、駅舎として使われていた空間に展示したというのも、なかなかユニークな演出になっていたと思う。


同じカテゴリー(文化・芸術・エンタメ)の記事
35年間、歌一筋に 5
35年間、歌一筋に 5(2013-11-29 08:44)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
遺失物センター 6
    コメント(0)