2012年01月05日

大晦日の温泉とテジクッパ

夫の旧友Kさんと私たちは、東莱の허심청(虚心庁=ホシムチョン)へ。

この日は大晦日だったので人が多いだろうと思ってはいたが、予想以上の人出だった。いつもはささっと通過する受付も、人が多いため列を作って並んでいる。受付でこの調子だと、中はさぞかし混んでいるだろうとは思ったが、せっかくここまで来たので入ってみようと、列の後ろに並んだ。

それほど待たずに受付へ。約1時間後にまた受付で落ち合うことにして、男湯・女湯それぞれに分かれた。

やはり人はいつもより多いが、何しろ虚心庁は大浴場がかなり広いので、芋の子を洗うというほどでもない。湯船も広いし数も多いので、人が分散している。この日も西洋人風の外国人の姿も数人見かけた。

好みの温度の湯船で手足をのばしてゆっくりとくつろぐ。ぬるめの湯に入っていても、身体はホカホカとよく温まる。約1時間後、待ち合わせの時間に夫・Kさんと落ち合う。後払い式の利用料は、Kさんが出してくださった。Kさん、ありがとうございました。

虚心庁を出るとそろそろ夕食どき。せっかく釜山にいらっしゃったのだからと、釜山名物テジクッパを食べることに。しかし虚心庁周辺では、私たちにはここといった心当たりの店がない。歩けばその辺にあるだろうが、外は寒いしやみくもに歩くよりはと、虚心庁隣のホテル農心のコンシェルジェに尋ねてみた。

教えてくれたのは、虚心庁の裏手にある 「우리시대 돼지국밥(ウリシデ テジクッパ)」 という店。直訳すると 「われらの時代テジクッパ」。こじんまりした店だが客がたくさん入っており、いかにも地元の人に人気がありそうな店だ。

メニューは돼지국밥(テジクッパ)以外にも、순대국밥(スンデクッパ)や내장국밥(ネジャンクッパ)、수육백반(スユクペッパン)など。私たちはお目当てのテジクッパ(6,000w)を注文。ご飯がスープに入っているタイプだ(▼)。

大晦日の温泉とテジクッパ

私たちが日本語で話しているので 「これ(トッピングのヤンニョム)ちょっと辛いですよ。何ならよけて食べてください」 と店のおばさん。日本人なのでわざわざ教えてくれたようだが、実際にはほとんど辛くなかった。

全体をよく混ぜ、好みで새우젓갈(アミエビの塩辛)を加えて塩味を調節。ニラの和えものもスープに加えて一緒にいただく。豚肉は、好みで醤油ベースのタレにつけていただいてもおいしい。

大晦日の温泉とテジクッパ

なかなかおいしい。スープはコクがあり、こしょうがきいていて味がきりっとしている。

大晦日の温泉とテジクッパ

店内には1人で食べてに来ている客もけっこういた。

大晦日の温泉とテジクッパ

大晦日の温泉とテジクッパ

楽しくおしゃべりしながらおいしくいただき、Kさんを地下鉄の駅までお見送りして別れた。Kさんは翌日からソウルへ向かわれるとのこと。Kさんいろいろありがとうございました。

우리시대 돼지국밥(ウリシデ テジクッパ)
釜山市東莱区温泉1洞148-20
(051) 554-4959


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