2011年05月03日

水営野遊

つづき

さて、やがてビーチでは釜山の伝統芸能 「수영야류(水営野遊)」 が始まった。水営野遊は水営地方の農耕儀礼から自生的に始まって発達しながら、朝鮮後期に仮面遊びの影響を受けて現在のような劇のように発展したと考えられている。

水営野遊は前編・後編に分れており、前編はパレードと群舞、後編は四科場(幕)の仮面劇で構成されている。こちらは第一幕の 「양반(両班=ヤンバン)科場」 の中の一場面(▼)。

水営野遊

下男말뚝이(マルトゥギ)がこっけいな風刺と辛辣な毒舌で両班社会の二面性を暴露。両班階級の無能と虚勢をあざ笑い、階級打破・人権解放を叫ぶマルトゥギと上位ヤンバンの対談と共に行われる仮面踊り。マルトゥギと5名のヤンバンが登場する。茶色の仮面に小さい球状のものがたくさんついているのが、下男のマルトゥギ。その周りを取り囲むように踊っている仮面をつけた5人がヤンバン。

水営野遊

水営野遊




水営野遊

やがてお盆を持ったおばさんが、観客たちの間を回り始めた。お盆の上にはマッコルリが入った紙コップと、豆腐とキムチがのったお皿。韓国では豆腐・キムチ(時に茹で豚肉も)は一緒に食べるとおいしいとされる組み合わせ。お酒のおつまみによく食べられる。そういえば、去年の漁坊祭りのときにも同様にマッコルリと豆腐・キムチをふるまっていた。

水営野遊

このおばさんはお箸で豆腐とキムチをはさんで、観客のおじさんたちに 「はい、あ~ん・・・」。おじさんたちも大きく口を開けて食べさせてもらっていた。

水営野遊

水営野遊

漁坊祭り最終日のこの日も、各種イベントや夜には花火も打ちあがりビーチ付近は大いに盛り上がっていた。


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