Busan nikki 1 (2008～2013)

昨年の1月、釜山在住の日本人の友人に誘っていただき、初めて기장（機張＝キジャン）のカニを食べに行った。キジャンのカニがおいしいという評判は聞いていたが、夫も私もまだ行ったことがなかったのだ。

友人がいろいろ下調べしてくれていたおかげで、安くておいしいカニをたらふくいただくことができたのだった。今年もまたあのおいしいカニを食べに行きたいと、昨年誘ってくださった友人に声をかけてみた。すると、ちょうど食べに行こうと、日にちを設定していたところだったとのこと。私たちも都合が合う日だったので、2人ともご一緒させてもらうことにした。

今年は私たちを含めて総勢6人。キジャンへはバスでも行けるのだが、今年も昨年同様列車で行くことにして、海雲台駅で待ち合わせた。



クレジットカード専用だが、切符は自動販売機（▼）でも買うことができる。



現金で買う場合は窓口で（▼）。私たちは10:13発の포항（浦項＝ポハン）行き무궁화（ムグンファ）号の切符を買った。1人2,500w。





列車の到着が近づくまでは、改札のドアは閉められているので、構内にある待合室で待つ。到着が近づくと、駅員が待合室ないの人にも声をかけて知らせてくれる。

やがて改札を通ってプラットホームへ行くのだが、駅員は乗客の切符を確認している様子はない。見ていないようで実は見ている、ということもない。実におおらかだ。



韓国の列車（地下鉄以外）は、どこもプラットホームの高さがとても低い。地面（線路）から、ほんの20cmぐらいだろうか。低めの階段1段分ぐらいの高さしかないので、線路に下りようと思えばすぐに下りられる。





また、プラットホームが低いため、相対的に列車の出入り口が高い。そのため列車の出入り口には階段がついている。また、列車とプラットホームの隙間がけっこう広く、特に下車するときには注意が必要だ。





日本の鉄道やバスほど時間に正確なものはないと言われるが、韓国でも列車が時刻表通りに到着・出発しないことは珍しいことではない。この日も数分遅れで出発した。

つづく