2010年09月18日

ナゾの黄色いモノの正体

暑くて暑くてたまらなかった今年の夏もようやく勢いを弱め、秋の気配が感じられるようになった釜山。朝晩はかなり涼しく過ごしやすくなったが、それでも街を歩いていて팥빙수(パッピンス)の写真を見かけると、食べたいなと思うぐらいやや暑いと感じるときも、まだあるにはある。

先日家の近所を夫と歩いているとき、目に入った写真。韓国伝統茶の店の窓ガラスに貼られていた、パッピンスの写真だ。

私たちのお気に入りのパッピンスは、南川駅付近のお茶屋さんのもの。お茶屋さんとは言っても、伝統茶を飲ませるようないわゆる喫茶店的なお茶屋さんではなく、「보성녹차(ポソン緑茶)」 というその店は、店名通り緑茶を販売しているお茶屋さんなのだ。

対して、その日パッピンスの写真を見かけた家の近所のお茶屋さんは、韓国伝統茶をいただくことができるいわば民芸風喫茶店のような店だ。その店で何度か伝統茶を飲んだことはあるが、パッピンスを食べたことはない。窓ガラスに貼られている写真のパッピンスは、とてもおいしそうだ。

しかしよく見ると、かき氷の上に小豆と一緒に何やら黄色っぽいモノがトッピングされている。近づいて写真を見てみたが、何だかよく分からない。

あの黄色いものは何だろうねと夫と話しながら、その日はそのまま通り過ぎたのだが、後日やっぱり気になってその黄色いモノの正体(?)を確かめるべく、店に入ってみた。

店内には中年女性が5~6人。楽しそうにおしゃべりしている。私が店に入ってきたのを見て、そのうちの1人の女性が立ち上がったのでその方が店主だと分かったが、立ち上がるまでは完全に客と一体化していた。

早速パッピンスを注文。ガリガリと氷をかく音がして、やがて運ばれてきたのは貼ってあった写真の通りのパッピンス(▼)。小豆の上に山吹色の何かがのっている。

ナゾの黄色いモノの正体

早速その正体を確かめるべく、山吹色の部分だけをスプーンですくって口に入れてみる。

・・・かぼちゃ??

のような気がしたが、自信がなかったのでもう一口。

・・・やっぱり、かぼちゃ??

どうやらかぼちゃをペースト状にしたもののようだ。ちょうど店主と目が合ったので尋ねてみると、やっぱりかぼちゃだそうだ。味からすると、かぼちゃはかぼちゃでも日本で一般的によく見かけるかぼちゃではなく、늙은호박(熟かぼちゃ)をペーストにしたもののようだ。自然な優しい甘さが口の中に広がる。

あんこは小豆の粒をけっこうつぶしてあって、どちらかというとこしあんに近いようなあんこだ。お気に入りの 「보성녹차(ポソン緑茶)」 のパッピンスが、小豆の粒をほとんどつぶしていないのとは対照的だ。

あんことかぼちゃ、そして練乳・牛乳がかけてあるようだ。ボリュームたっぷり。この日は1人で入ったが、2人で1皿でちょうどいいぐらいだ。お値段は5,000w。

店内は木材をたっぷり使ってあり、あたたかい雰囲気だ。

ナゾの黄色いモノの正体

ナゾの黄色いモノの正体

店内の柱には、「韓国茶道教会 広安支部」 という立派な看板が掲げられてある。奥のスペースで茶道を楽しむこともできるのだろう。また表の看板によると、野生緑茶・日常生活で使う陶磁器・陶器の販売もしているようだ。

ナゾの黄色いモノの正体

해맞이 찻집
(051) 611-2464
中国料理 「三川閣」 の角を、海と反対側に上がってすぐ隣


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