2010年04月19日
'10.4.19(月)李明博大統領演説
李大統領は19日午前、KBS・MBC・SBSなど公共波テレビ3社と、YTN・MBNなどニュース専門ケーブルテレビなどを通じて生中継された 「『天安』 の犠牲将兵追慕ラジオ インターネット演説」 で、「大統領として 『天安』 沈没の原因を最後まで一つ残らず明らかにしていく」 と話した。
李大統領は当初、『天安』 の事故に対する哀悼のメッセージと、「4・19」 50周年記念メッセージを織り交ぜて、18日午後ラジオ演説を録音する予定だったが、参謀たちとの会議を終え、『天安』 関連のメッセージが強化されるよう原稿を再び作成し、19日生中継するよう方針を決めた。
以下、『ソウル・連合ニュース』4月19日付記事より
国民の皆さん、今我々は深い悲しみと衝撃の中にいます。
先週、沈没した 『天安』 の艦尾が引き揚げられ、行方不明将兵一人ひとりが太極旗で覆われて出てきた様子に、全国民が涙しました。我々の若者たちがどうしてこんな目にあったのか、胸が張り裂けそうでした。
軍の統帥権者である大統領として、限りない責任と痛みを痛感し、生きているときに呼んであげられなかった愛する我々の将兵たちの名前を、最後に呼んでみます。
이창기元士、최한권上士、남기훈上士、김태석上士、문규석上士、김경수中士、안경환中士、김종헌中士、최정환中士、민평기中士、정종율中士、박경수中士、강준中士、박석원中士、신선준中士、임재엽下士、손수민下士、심영빈下士、조정규下士、방일민下士、조진영下士、차균석下士、박보람下士、문영욱下士、이상준下士、장진선下士、서승원下士、박성균下士、서대호下士、김동진下士、이상희兵長、이용상兵長、이재민兵長、이상민兵長、また、もう1人の 이상민兵長、강현구兵長、정범구上等兵、김선명上等兵、박정훈上等兵、안동엽上等兵、김선호上等兵、강태민一等兵、나현민一等兵、조지훈一等兵、정태준二等兵、장철희二等兵。
大統領の呼名に、皆さん一人ひとりが官等姓名をつけて、力強く復唱する声が私の耳に聞こえるようです。皆さんが最後の瞬間まで国を想い、家族のことを心配しながら 「お前だけは生き残れ」 と、お互いに励まし合っていた姿が目に浮かぶようです。
「我々は海を見下ろす。さあ、誰も我々の見開いた目を抑えることはできないだろう。我々は誇り高き天安の勇士」 皆さんが集まって一緒に歌っていた ”天安艦歌” が耳に残っています。
皆さんは我々を信じ、我々に全てのことを任せ、もう安らかに休んでください。命令します。
私は皆さんに約束します。大統領として 『天安』 沈没の原因を最後まで一つ残らず明らかにしていきます。その結果について、一寸のぶれもなく断固として対処するつもりです。二度とこのようなことが起きないようにします。
強固な安保をもって、国を守ります。私は我々軍隊をさらに強くします。強い軍隊は強い武器だけではなく、強い精神力から生まれるものです。今、我々に必要なものは何より、強い精神力です。
今、我々は我々自身を振り返ってみなければならなりません。我々に何が足りないのか、何が問題なのか、徹底的に見つけ出し、すぐにそれをつかみとらねばならない時です。
愛する 『天安』 の将兵の皆さん、統一が成し遂げられ、この地に本当の平和と繁栄が訪れれば、我々国民はあなた方の犠牲を再び胸に刻みつけることでしょう。あなた方が愛した祖国は、あなた方を決して忘れません。
愛する遺族の皆さん、どんな言葉をおかけすれば慰めになるというのでしょうか。しかし全国民が、犠牲になった将兵たちに対する追慕の気持ちと、残されたご家族を慰めようという気持ちをともにしています。
尊敬する国民の皆さん、この大きな衝撃、この悲しみを踏みしめて、我々全てが一つの心、一つの気持ちで力を集め、この困難を乗り越えていきましょう。これは残された我々が将兵たちの犠牲を心からたたえ、その気持ちに報いる道のりになることでしょう。ありがとうございます。
黒いネクタイに黒い正装の李大統領は、乗組員の名前を呼びながら感極まったようにのどを詰まらせた様子を見せ、「安らかに休んでください。命令します」 という場面では、ハンカチを出し涙をぬぐった。
靑瓦臺 (大統領官邸)の核心参謀は 「李大統領は昨日演説に関連した会議で、”将兵たちの犠牲を決して無駄にしてはならない。名前を一度呼んでみたい” と直接提案した。国民と一緒に、乗組員たちの崇高な犠牲をもう一度たたえようという気持ち」 だと話した。


(写真・『連合ニュース』 より)
李大統領は当初、『天安』 の事故に対する哀悼のメッセージと、「4・19」 50周年記念メッセージを織り交ぜて、18日午後ラジオ演説を録音する予定だったが、参謀たちとの会議を終え、『天安』 関連のメッセージが強化されるよう原稿を再び作成し、19日生中継するよう方針を決めた。
以下、『ソウル・連合ニュース』4月19日付記事より
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「李大統領第39次ラジオ演説全文」
国民の皆さん、今我々は深い悲しみと衝撃の中にいます。
先週、沈没した 『天安』 の艦尾が引き揚げられ、行方不明将兵一人ひとりが太極旗で覆われて出てきた様子に、全国民が涙しました。我々の若者たちがどうしてこんな目にあったのか、胸が張り裂けそうでした。
軍の統帥権者である大統領として、限りない責任と痛みを痛感し、生きているときに呼んであげられなかった愛する我々の将兵たちの名前を、最後に呼んでみます。
이창기元士、최한권上士、남기훈上士、김태석上士、문규석上士、김경수中士、안경환中士、김종헌中士、최정환中士、민평기中士、정종율中士、박경수中士、강준中士、박석원中士、신선준中士、임재엽下士、손수민下士、심영빈下士、조정규下士、방일민下士、조진영下士、차균석下士、박보람下士、문영욱下士、이상준下士、장진선下士、서승원下士、박성균下士、서대호下士、김동진下士、이상희兵長、이용상兵長、이재민兵長、이상민兵長、また、もう1人の 이상민兵長、강현구兵長、정범구上等兵、김선명上等兵、박정훈上等兵、안동엽上等兵、김선호上等兵、강태민一等兵、나현민一等兵、조지훈一等兵、정태준二等兵、장철희二等兵。
大統領の呼名に、皆さん一人ひとりが官等姓名をつけて、力強く復唱する声が私の耳に聞こえるようです。皆さんが最後の瞬間まで国を想い、家族のことを心配しながら 「お前だけは生き残れ」 と、お互いに励まし合っていた姿が目に浮かぶようです。
「我々は海を見下ろす。さあ、誰も我々の見開いた目を抑えることはできないだろう。我々は誇り高き天安の勇士」 皆さんが集まって一緒に歌っていた ”天安艦歌” が耳に残っています。
皆さんは我々を信じ、我々に全てのことを任せ、もう安らかに休んでください。命令します。
私は皆さんに約束します。大統領として 『天安』 沈没の原因を最後まで一つ残らず明らかにしていきます。その結果について、一寸のぶれもなく断固として対処するつもりです。二度とこのようなことが起きないようにします。
強固な安保をもって、国を守ります。私は我々軍隊をさらに強くします。強い軍隊は強い武器だけではなく、強い精神力から生まれるものです。今、我々に必要なものは何より、強い精神力です。
今、我々は我々自身を振り返ってみなければならなりません。我々に何が足りないのか、何が問題なのか、徹底的に見つけ出し、すぐにそれをつかみとらねばならない時です。
愛する 『天安』 の将兵の皆さん、統一が成し遂げられ、この地に本当の平和と繁栄が訪れれば、我々国民はあなた方の犠牲を再び胸に刻みつけることでしょう。あなた方が愛した祖国は、あなた方を決して忘れません。
愛する遺族の皆さん、どんな言葉をおかけすれば慰めになるというのでしょうか。しかし全国民が、犠牲になった将兵たちに対する追慕の気持ちと、残されたご家族を慰めようという気持ちをともにしています。
尊敬する国民の皆さん、この大きな衝撃、この悲しみを踏みしめて、我々全てが一つの心、一つの気持ちで力を集め、この困難を乗り越えていきましょう。これは残された我々が将兵たちの犠牲を心からたたえ、その気持ちに報いる道のりになることでしょう。ありがとうございます。
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黒いネクタイに黒い正装の李大統領は、乗組員の名前を呼びながら感極まったようにのどを詰まらせた様子を見せ、「安らかに休んでください。命令します」 という場面では、ハンカチを出し涙をぬぐった。
靑瓦臺 (大統領官邸)の核心参謀は 「李大統領は昨日演説に関連した会議で、”将兵たちの犠牲を決して無駄にしてはならない。名前を一度呼んでみたい” と直接提案した。国民と一緒に、乗組員たちの崇高な犠牲をもう一度たたえようという気持ち」 だと話した。


(写真・『連合ニュース』 より)
Posted by dilbelau at 11:27│Comments(2)
│時事話題
この記事へのコメント
dilbelauさん、はじめまして。
いつもご訪問ありがとうございます。
韓国李大統領のこうした一面は、日本のニュースでは大きく報じられなかったような気がします。
私も同じ年頃の息子がいるので、国は違えど親の気持ちは痛く分かります。
親子共々、さぞかし無念だったことでしょうね。亡くなられた将兵皆様のご冥福を心よりお祈りいたします。
また船体が半分に破壊するほどの原因とは、一体何だったのでしょう?その究明にも注視したいと思います。また韓国政府として、今後どう応対されるのかにも注目しています。
前回の桜の「花見」の記載もそうでしたが、dilbelauさんのこうした知られざる「韓国の一面」にいつも好感を抱いています。
随分と遅くなってしまいましたが、今日は書き込みさせて頂きました。また今後とも、宜しくお願いいたします。
いつもご訪問ありがとうございます。
韓国李大統領のこうした一面は、日本のニュースでは大きく報じられなかったような気がします。
私も同じ年頃の息子がいるので、国は違えど親の気持ちは痛く分かります。
親子共々、さぞかし無念だったことでしょうね。亡くなられた将兵皆様のご冥福を心よりお祈りいたします。
また船体が半分に破壊するほどの原因とは、一体何だったのでしょう?その究明にも注視したいと思います。また韓国政府として、今後どう応対されるのかにも注目しています。
前回の桜の「花見」の記載もそうでしたが、dilbelauさんのこうした知られざる「韓国の一面」にいつも好感を抱いています。
随分と遅くなってしまいましたが、今日は書き込みさせて頂きました。また今後とも、宜しくお願いいたします。
Posted by hagi
at 2010年04月19日 16:05

hagi さま
はじめまして。コメントありがとうございました。
いつも楽しみに拝見しています。hagi さんの写真には、人の表情も街の表情もいつも生き生きと写し出されていて、とても魅力的ですね。まるで私がその場にいるかのように感じます。
さて、本当に痛ましい事故でした。
おっしゃる通り、さぞ無念だったことと思います。ほとんどがまだ20代という若さで、突然この世を去らねばならなかった将兵たち。また、どの親御さんにとっても自慢の息子だったはずの将兵たちを、突然亡くしてしまったご家族。
そしていまだ行方不明のままの8名の将兵たち。
原因については魚雷や機雷が有力のようですが、デリケートな問題であるため、慎重に調査を続けているようです。
自分の言葉で書いた文章はともかく、このように記事を翻訳したものは訳し方が拙いためお恥ずかしいのですが、韓国のナマの姿を日本にいる人たちにも知ってもらいたいと思い、のせさせてもらっています。
hagi さんのように、韓国にはこんな一面もあるんだと、より多くの人に知ってもらえると嬉しく思います。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
はじめまして。コメントありがとうございました。
いつも楽しみに拝見しています。hagi さんの写真には、人の表情も街の表情もいつも生き生きと写し出されていて、とても魅力的ですね。まるで私がその場にいるかのように感じます。
さて、本当に痛ましい事故でした。
おっしゃる通り、さぞ無念だったことと思います。ほとんどがまだ20代という若さで、突然この世を去らねばならなかった将兵たち。また、どの親御さんにとっても自慢の息子だったはずの将兵たちを、突然亡くしてしまったご家族。
そしていまだ行方不明のままの8名の将兵たち。
原因については魚雷や機雷が有力のようですが、デリケートな問題であるため、慎重に調査を続けているようです。
自分の言葉で書いた文章はともかく、このように記事を翻訳したものは訳し方が拙いためお恥ずかしいのですが、韓国のナマの姿を日本にいる人たちにも知ってもらいたいと思い、のせさせてもらっています。
hagi さんのように、韓国にはこんな一面もあるんだと、より多くの人に知ってもらえると嬉しく思います。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Posted by dilbelau
at 2010年04月19日 17:00
