2010年03月15日

'10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

時々利用するバス停近くに、いつ頃だっただろうか 「예화초당(芸化草堂)」 という名前の、抹茶・茶道道具・伝統陶磁器などを販売する店ができていた。抹茶の茶道教室も開いていると書いてある。

店は大きなガラス張りになっており、通りかかるたびに展示してあるお茶の道具に目が行っていた。
茶釜がかけられた風炉や、お茶碗、

10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

お棗に、

10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

茶筅に茶杓、お茶碗、お抹茶など。

10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

よく見てみるとお抹茶は日本製。
「実相の昔」 というご銘の濃茶だ。表千家不審庵 而妙斎宗匠御好だと書いてある。お詰めは 「あいや」。知らなかったがこの 「あいや」 という会社、愛知県西尾市にあるのだそうだ。西尾市と言えば、夫が生まれ育った地のすぐ近く。抹茶の生産量日本一であるのがこの西尾市であるというのは、結婚して義父から教えてもらって初めて知ったのだった。

1888年(明治21年)に興された、茶・藍の製造卸売業 「杉田商店」 から始まり、創業120余年という老舗。そんな西尾市のお抹茶が、ここ釜山の店先に展示されているとはなんとも不思議な感じがすると同時に、その小さなお茶缶に愛おしささえ感じる。

韓国茶道の起源については諸説あるようだが、いずれにしても一服のお茶を通して心の豊かさ・静寂を得ようとする姿勢は、国が違っても同じなのだろう。

10.3.15(月)こんなところに西尾のお茶が

예화초당(芸化草堂) 
(051) 752-3016


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