2010年01月09日

'10.1.9(土)ぜんざい 食い初め

とってもおいしいタコスをいただいた後、この日は寒さが幾分和らいでいたので、夫と散歩がてら歩いて帰ることにした。歩いて帰るということは、途中に例のお茶屋さんがある。これは寄らずにはいられないではないか!

寒さが和らいでいるとは言え、そろそろ外(店主が趣味で作っている、手作りの半屋外の空間)で食べるには少々寒い。今日は初めて店内(建物の中)でいただくことにした。

広くはない店内ではあるが、ストーブをつけ居心地のいいように準備してくれてある。先客はおばさん2人。仲良しのようで、楽しげにおしゃべりしながらぜんざいを食べている。

10.1.9(土)ぜんざい 食い初め

いつものように女主人は、こちらが言わなくてもシナモンパウダーのトッピングを、私たちの好みの抹茶パウダーに替えてくださる。これがお気に入りのぜんざい(1,500ウォン)。

10.1.9(土)ぜんざい 食い初め

一口いただくと、まるで身体中がとろけるかのように、ぜんざいのおいしさと温かさが広がっていく。
「あぁ~~~」 と、例えば寒い冬に温かい湯船につかったときのような声が、自然と口から出てくる。

このぜんさいと、夏のパッピンスは本当に何度食べても飽きない。それほど甘党でない私でも。

とろけそうになりながらいただいていると、ハンチング帽をかぶったおしゃれな初老の男性が店に入ってきた。その男性がコートを脱ぎ、椅子に座ったかと思うとすでに女主人がそのテーブルにぜんざいを運んできている。きっと常連さんなのだろう。注文しなくても目で ”いつものやつ” と通じるのだろう。

おいしくいただき、身体も温まり、座り心地のよいソファに背中を預けているとまぶたが重くなってくる。このまま目を閉じて、次に目を開けたら我が家だったらどんなにいいだろうかと思ったが、そんなあり得ないことを考えていても家には帰れないので、重い腰を上げて店を出る。

今日はその ”手作りの半屋外の空間” に置いてある水盤の水も、ガチガチに凍っていた。

10.1.9(土)ぜんざい 食い初め

今年初めてのぜんざいも、大変おいしくいただいた。
お茶屋さん、今年も冬はぜんざい、夏はパッピンスでお世話になります。よろしくお願いします!
(ちなみにぜんざいは冬季のみだが、パッピンスは一年中 注文可能)


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