2008年12月27日

2008年12月26日(金)ホルモン焼き

夫の同僚たちが、送別会 兼 忘年会をするのでよかったら一緒にどうぞと、私にも声をかけてくださった。場所は近所の곱창(牛のホルモン)屋さん。このあたりには、他にも同様の店が数軒あるが、この店が一番おいしいと評判なのだそうだ。11人ほどが集っての夕食。

2008年12月26日(金)ホルモン焼き

メニューには、「牛の胃袋と小腸」「牛の大腸」「牛の小腸(特上)」などが書かれてある。お店の人に適当に見つくろって焼いてもらうことにした。

各テーブルには炭火が据えられ、そのすぐ上には天井から吊り下げタイプの排気(吸気)口。あらかじめ、魚を焼く網のようなものが大量に(数十枚)部屋に用意されている。その網を1枚ずつ使って、お店の人が手際よく焼いてくれる。ある程度のかたまりで持ってきてくれた腸や胃を網の上に広げると、脂が落ちるのか炭火の火が大きく上にのびる。

火とホルモンの距離が非常に近いし、ホルモンがタレにからまっているので、油断をするとすぐ焦げてしまう。多少焦げてしまった部分は、お店の人が丁寧にハサミで取り除いてくれる。ある程度焼けると、一口大にハサミで切ってくれる。

また、焼いている網もすぐ焦げついてしまうので、網もこまめに取り換えながら焼いてくれる。この網の交換がまた、非常に手際がよい。部屋の壁にたくさん立て掛けて置いてある網の中から、新しい網を1枚手に持ち、今焼いているホルモンの網の上にかぶせるようにする。ちょうど、焦げ付いてしまった網と新しい網でホルモンをはさむようにし、そのままの状態でくるっと2枚の網をひっくり返す。すると新しい網に、今焼いているホルモンをきれいに移すことができる。この作業を何回もしてくれる。

今日は2種類のホルモンを焼いてくれたようだ。焼くのも切るのもすべてお店の人がやってくれるので、私たちは「食べるだけ」。(^^)

1種類のホルモンはわりと厚みのあるもので切りこみが入っていた。ほどよい歯ごたえがあるが、厚みのわりには硬くはない。もう1種類のホルモンは薄いが、むしろこちらの方が噛み切るのが難しいぐらいの弾力があった。

次々に焼いてくれるホルモンを、次々にいただく。ある程度いただいたところで、白ご飯とテンジャンとパンチャン(小皿のおかず)を出してもらう。白いご飯に味付けホルモンがよく合う。韓国でホルモン焼きをいただくのは初めてだったが、大変おいしくいただいた。

* * *

食事の後は、近所のコーヒーショップへ。ここはハンドドリップでコーヒーを淹れてくれる。コーヒーのお値段は4500~7000ウォン程度と安くはないが、味は私が釜山で飲んだコーヒーの中で、最も気に入っている店の一つである。また、ある程度の値段以上(5500ウォンか6000ウォン)のコーヒーを注文すればおかわりもしてくれる。

間もなく職場を去られるお二人の先生を交えて、ここでも話は尽きなかった。
先生方、お疲れ様でした。


同じカテゴリー(牛・豚肉料理)の記事
プルコギ定食
プルコギ定食(2013-12-09 08:42)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
2008年12月26日(金)ホルモン焼き
    コメント(0)