釜山パダハーフマラソン大会 1

dilbelau

2013年10月21日 08:47

10月6日、第12回釜山パダ(海)ハーフマラソン大会が開催された。主催は釜山市と釜山日報社。自動車専用道路の広安大橋を通行止めにして、橋の上を走るのが特徴だ。コースはハーフ・10km・5kmの3種類。

2009年には私も夫と一緒に5kmコースで参加した。私も一応完走できたが、走り終えたあと膝が痛くなり、やはり普段練習もしていない者が急に走るものではないと反省。翌年の2010年にも2人で5kmに出場したが、私は前年の反省をもとに走ったり歩いたり。

夫はその後、2011年には10kmコースに参加し、今年も10kmで出場した。

夫は2009年に参加して以来、走ることが日課になった。普段から、よっぽどの悪天候でない限り、時間を見つけては数キロ走るようになった。そして今回もマラソンが開催される約1カ月前から、普段より長めの距離を走ったりしてコンディションを整えていた。

今回は、夫は9月から大学院生活が始まったこともあり、時間の制約が大きかったが、それでもコツコツと約1カ月で合計105km走ったことになる。

そうして準備万端で当日に備えていた。しかし運悪く、台風23号の影響で当日の天気が怪しい。事前に確認したところ、広安大橋はもともと風速25m/秒以上になると通行止めになるため、そうなるとマラソン大会も中止となる。しかし、風がそれほど強くなければ、多少雨が降っていても決行すると聞いた。

結局、台風23号は進路が西にずれたため、釜山への直撃は免れた。しかしやはり若干の影響はあり、当日、会場に到着したときはなんとかやんでいたが、スタートの時刻が近づくにつれ、小雨がポツポツと落ちてきた。空は厚い雲に覆われていた。


集合場所はBEXCO前の駐車場。今大会の景品である黄緑色のTシャツを着ている人が多い。物品保管場所や簡易更衣室、救急室などのテントが並んでいる。



行列ができているのは、スポーツテーピングや鍼治療を無料で受けられるテント。부산힘찬병원(釜山ヒムチャン病院)というところがサービスでやっているようだ(▼)。病院のいいPRになる。


他にも、マッコルリを無料で試飲できるテントもあり、走る前から飲んでいる人もたくさんいた。少しぐらいアルコールが入っていた方が走りやすいのだろうか。

やがてステージでは、ホ・ナムシク釜山市長をはじめ来賓の紹介が始まった。釜山市教育監のイム・ヘギョンさん(女性)の姿も。


続いて、合同の準備体操。体操のお姉さんたちがステージに上がり、少し前に爆発的にヒットしたPSY(サイ)の 『강남스타일』(カンナムスタイル)に合わせて踊る。それに合わせて参加者も踊りながらの準備体操。カンナムスタイルを聞くのは久しぶりだ。ちなみに後続の 『GENTLEMAN』 は期待されていたほどにはヒットせず、『カンナムスタイル』 ほど耳にすることなく消えて行った感がある。

毎年、この大会は 「釜山市民の日」(10月5日)を記念して、釜山市民の日に近い日曜日に開催される。今年は主催の釜山日報社の創刊67周年でもあり、それも記念した大会でもあった。

総参加者数は約15,000人、うち約200人は日本・イギリス・アメリカ・ノルウェイなど約30カ国の外国人だったそうだ。さらにその200人のうちの80~90人が日本人だったそう。事前に配布される冊子には、毎年日本人参加者の名前は別枠で記載されており、それによると29人だったが、締切直後(?)に追加で50人ほどの申し込みがあったそうで、ぐっと増えたようだ。

つづく

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