完走、おめでとう!! 3

dilbelau

2013年06月07日 08:48

つづき

出発する参加者を見送って、私は夫がゴールする頃まで海沿いのカフェで休憩。数年前はこのあたりにカフェらしいカフェはなかったように思うが、今ではスタバ、Angel-in-us、A TWOSOME PLACEの3つのカフェが隣あって並んでいる。韓国での 「カフェ前線」 はどんどんその範囲を広げているようだ。

ちなみに多大浦海水浴場はこんな感じ(▼)。海雲台(ヘウンデ)や広安里(クァンアルリ)のようにビーチが弧を描いていないせいか、ぬっぺりした印象だ。



一部、霧に隠れているのは몰운대(没雲台=モルンデ▼)。没雲台はもともと島だったが、洛東江(ナクトンガン)から流れ込む土砂が堆積して多大浦とつながったそうだ。雲のある日は、雲の中に入って見えないということから 「没雲台」 という名前がついたそうだが、今日のこの風景はまさに没雲台だ。


スタートから1時間半ほど経った頃、5km・10kmを走り終えた人がカフェに入ってきた。ハーフコースを走っている夫は今どのあたりだろうか。

ハーフコースはスタート後、洛東江(ナクトンガン)沿いの道路を川を左に見ながら北上、洛東江河口堰のある橋(洛東南路)を渡り、そのまま乙淑島(ウルスット)を横断、さらに短い橋(洛東南路)を渡り、鳴旨(ミョンジ)で折り返して、同じルートを戻ってくる。

やがて時間を見計らってカフェを出て、ゴール地点で夫を待つ。


これまで10kmコースに参加した夫をゴールで待っていたときは、参加者数が多い10km・5kmのランナーがどんどん戻ってくるため、夫の姿を見つけるまで気が抜けなかった。しかしハーフはもともと10km・5kmに比べて参加者が少ないので、ゴールするランナーもばらけて、夫の姿も探しやすかった。


事前に練習は重ねていたものの、21.0975kmを走るのは初めてだったので、どんな様子で走っているかと気になっていたが、思ったより元気そうな顔で戻ってきたのでほっとした。見事、完走。おめでとう!!

ゴール地点で表示されているタイムでは、2時間14分くらい。正確な記録は、後ほどタイム測定用のチップを返却したら、携帯に通知が来るようになっている。

残り4kmほどになってから足の疲労感が強くなり、一部、歩いたり走ったりしたそうで、本人にとっては満足のいく走りではなかったとのこと。それでも制限時間内にゴールまで走り抜いたことに違いはなく、完走は完走。目標に向かってコツコツ努力し、見事やり遂げたことが非常に誇らしく、また努力の成果が実ったことがとても嬉しかった。

ただ、走り終えた夫によると、コースの途中から車と並行して走る形になり、気持ちよく走れたとは言えないとのこと。中央分離帯寄りの車線を車が走り、その両脇の車線(歩道寄り)を人が走るという形。全面通行止めにするのが難しいためそういうふうにしているのだろうが、走っていて少し怖いところもあったそうだ。

ゴール地点のバケツには洗面用の水が用意されており、ゴールしたランナーたちが頭からかぶっていた。水は近くで待機している消防車から随時、給水。



つづく

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