焼きマンドゥ立ち食い版

dilbelau

2012年12月01日 09:24

水晶(スジョン)市場内にある명당만두(ミョンダンマンドゥ)のメニューは、マンドゥ(焼き・蒸し・キムチ)(いずれも10個3,000w)、あんまん(1個700w)。どれも非常においしい。

店先では、蒸しマンドゥやあんまんを蒸す大きな蒸し器が白い湯気をもうもうとあげており、その傍らではおばさんが鉄板で焼きマンドゥを焼いている。

店内は狭くテーブルが3つだけ。いつ行っても、店の奥ではご主人やおばさんが熱心にマンドゥの皮で具を包んでいる。手際よくリズミカルに作業するご主人やおばさんの手からは、魔法のように次々とマンドゥが生まれてくる。

包まれたマンドゥは蒸されるのを待つわけだが、置き場がないため客用のテーブルの上に置かれていることもたびたび。客が入ってくるとよけてくれるが、よけると言っても置き場はないのでシンクの縁に無理矢理のっけたり・・・。

とにかくスペースは狭いのだが、客は次々と訪れ、文字通り客足が途切れることはない。テイクアウトする人も多い。

この日も店内は満席。すぐ空きそうにもなかったので、店頭で立ち食いすることに。マンドゥを焼く鉄板のそばには、皿を置けるほどのスペースがあり、そこにできたてのマンドゥやタレ、たくあんを並べていただく。

焼きマンドゥを10個注文し、目の前で焼いてくれるのを見ながら待つ。この店の焼きマンドゥは、いったん蒸したものをラードを引いた鉄板でこんがりと焼き上げる。表面はパリッと香ばしく中はジューシーの理想的なマンドゥだ。上から3列目の皮がピンクがかって見えるのはキムチマンドゥ(▼)。



鉄板の横には蒸しあがったマンドゥがスタンバイ(▼)。この後どんどん焼かれていく。



おばさんは、10個並んだマンドゥの上におまけで2個マンドゥをのせてくれた。いつも2個くらいサービスしてくれる。この2個がまた嬉しい。

立ち食いしながら、目の前でマンドゥを焼くおばさんとおしゃべり。マンドゥは1日に実に3,000個作るのだそうだ。1パック10個なので、毎日300パック分作っていることになる。

たまにテイクアウトして家で温めなおして食べることもあるが、やはり焼きたて・蒸したてのおいしさにはかなわない。非常においしくいただいた。

명당만두(ミョンダンマンドゥ)
釜山市東区水晶2洞184-2
(051) 469-6326

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