海辺で働く人々 10

dilbelau

2012年02月20日 09:02

つづき

港の通りを歩いていると、ものすごい数の海産物にも圧倒されるが、そこで働く人たちの姿もとても印象に残った。ほかの市場同様、ここで働く人のほとんどが女性だ。開いた魚を1つ1つ丁寧に広げて干す作業をしている初老の女性(▼)。



夫婦らしき2人が、水揚げされたばかりのワカメを束ねている(▼)。



黙々と魚をさばいていくおばさん(▼)。





つい先ほどまで魚をさばいていたらしい包丁・まな板と、その前にはこれからさばくべき大量の魚(▼)。





いか焼きもたくさん見かけた。店頭で焼いているのでとても香ばしい香りが漂っている(▼)。



焼いたイカの手前に並んでいるのは쥐포(チィポ=カワハギの干物)(▼)。さっとあぶって食べる。



ずらりと陳列されている젓(ジョッ=塩辛)類。材料はミョルチ(カタクチイワシ)やカルチ(太刀魚)など(▼)。





それにしても、すごい人出だ。みな海産物を買うために訪れた人たち。活気にあふれている。



人の数もすごいが、車の数もすごい。交通の便が悪いため(バスは20分に1本、1路線のみ)、また大量に買い込んだ海産物を積んで帰るため、多くの人は自家用車で訪れている。狭い道には人と車があふれ、すごいことになっていた。



帰りはちょうど港のど真ん中に 「대변(テビョン=大辺)」 というバス停があったので、そこから181番のバスに乗って帰った。乗車したときは空いていたが、途中、해동용궁사(ヘドンヨングンサ=海東龍宮寺)の停留所から寺帰りの人がたくさん乗り込んできて、車中はかなりぎゅうぎゅうに。私たちはセンタムで乗り換えて自宅方面へと。

日光海水浴場と大辺港、春の気配を感じながら海を満喫した楽しい日曜日だった。

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