日光から大辺港へ 6

dilbelau

2012年02月18日 15:41

つづき

「白いメウンタン」 をいただいた私たちは、再びビーチの方へとのんびり歩いて行った。刺身屋などが並んでいる裏手では、年配の男性が一人黙々と漁に使う縄を修繕していた。イヤホンでラジオか何かを聴きながら作業しているのだが、耳からイヤホンがよく外れるのだろう、テープで肌に固定していた。



きっと漁師生活何十年というベテランだろう。男性の背中は、漁師生活の歴史を物語っているかのようだった。



海沿いにはこういう포장마차(ポジャンマチャ=テントの屋台)も(▼)。ここはウナギ焼きを食べさせる店だ。「영업합니다.(営業中)」 という看板がなければ、この中に席があるとは気がつかないかもしれない。





ビーチをのんびり歩いてもと来た道をバス停へ。のどかで静かな海辺だった。



先ほど降り立ったバス停の、道路をはさんで向かい側にあるバス停(일광해수욕장입구=日光海水浴場入口)でバスを待つ。せっかくここまで来たので、ついでに대변(テビョン=大辺)という港まちを訪ねてみることにした。来たときと同じ180番か、または188番に乗れば大辺エリアに行けるようだ。

この時は運が良かったようで、配車間隔が60分と恐ろしく長い180番のバスが、5分ほど待っただけでやってきた。대변입구(大辺入口)という停留所で下車。そこから港まで1.5kmほどの道を散歩がてら歩いて行く。途中、道端に 「SGI-池田거리(通り)」 と刻まれた石碑を見かけた(▼)。



韓国でも創価学会の活動は盛ん。韓国SGIメンバーの模範的な地域貢献の姿と、日韓友好に尽くしてきた池田大作名誉会長を讃え、청강(チョンガン=清江)と대변(テビョン=大辺)を結ぶ約1.3kmの道路が 「池田通り」(▼)に指定されたのだそうだ。



この 「池田通り」(正式には대변로=大辺路)を、まっすぐ歩いて行く。

つづく

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