ヨンドタリの架け替え 3

dilbelau

2011年10月24日 09:00

つづき

チャガルチ市場の建物の向こう側に出ると、先ほどイカを荷下ろししていたらしき漁船が近くに見えた(▼)。青い屋根が水協の共同魚市場。



漁船の向こうには、山の中ほどまで斜面に張り付くように立っている家々の姿が見える(▼)。





チャガルチ市場の建物(▼)。



この日は霧がかかっていて、見通しはよくなかった。遠くに見えているのは 「영도다리(ヨンドタリ)」(影島大橋)の架け替え工事現場(▼)。



ヨンドタリ(影島大橋)は釜山市中区と対岸の影島を結ぶ全長約215mの橋で、1934年に完工した。大型船の通航を確保するため、可動橋(跳開橋)として設計された。

しかし、2000年に釜山市庁舎跡地(現在のロッテ百貨店光復店付近)の再開発建設)が始まると、老朽化が進んだヨンドタリを撤去する案が持ち上がった。撤去に対する反対運動も起こり議論がなされた結果、結局復元・保存することに決定し、現在工事中となっている。

茶色っぽい橋は、工事中の仮橋(▼)。その手前に、もとのヨンドタリの橋脚部分(コンクリート)だけが残っているのが見えている。





新しく架けられる橋は跳開機能も復元し、イベントなどのときに跳開する様子を披露する予定だそうだ。

つづく

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