チャガルチ祭り 1
韓国は何かとお祭りやイベントが多いが、10月の釜山は特にイベントが目白押しだ。ビッグイベントとしては釜山国際映画祭(BIFF)や釜山世界花火祭りが、他にも東莱邑城歴史祭り、釜山サバ祭り、釜山パダ(海)美術祭などが開かれる。
釜山チャガルチ祭りもその1つだ。今年で実に20回目を迎える。12日の前夜祭に始まり、16日までチャガルチ市場付近を中心に大勢の人々で賑わう。
これまでにチャガルチ祭りには何回か行ってみたが、毎年祭りの内容はほぼ同じ。多少イベントに変更があったりはするが、似たり寄ったりだ。1万ウォン均一の刺身を食べるコーナーあり、海産物や乾物などを売るコーナーあり、魚のつかみ取りなどの体験コーナーあり、パレードあり・・・。(それでも20年も続いているというのはなかなかすごいと思うが)
HPを見たところ、今年もほぼ同じような内容だというのは分かっていたが、この日はちょうど仕事も休みでお出かけ日和のいいお天気。祭りに参加したいというよりも、独特のエネルギーにあふれるチャガルチの雰囲気を味わいたくなって、祭り初日(13日)に行ってみた。
祭り期間中の週末は、ものすごい人出で身動きできなくなるほど混雑する。この日は平日だったのでそうでもないと思ったが、混雑を避けお昼前に行ってみた。
私がチャガルチのエネルギーを一番感じるのは、신동아시장(新東亜市場)のビルと수협공팡장(水協の魚市場)の間の通り(▼)。両側に魚介類を売る小さな店が連なっており、狭い空間にエネルギーが満ち満ちているように感じる。
この日はチャガルチ祭りの初日とあって、普段よりもアジメ(おばさん)たちも気合が入っているように見えた。見事に積み上げられた貝類(▼)。
写真ほぼ中央の方、その威勢のよさと髪型から一瞬男性と思ったが女性(失礼)。赤い口紅が迫力があった(▼)。
見事に肥えた太刀魚(▼)。おいしそうだ。
屋根の上ではいつもの 「干物の旗」 が(▼)。
つづく
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