けんちゃんカレー
ラーメンやトンカツ、お寿司など日本食を出す食堂は釜山にもたくさんある。その中で日本人が経営する店もいくつかある。中央洞にある 「けんちゃんカレー」 もその一つ。京都出身の日本人ご夫妻が、ご主人の停年退職後 「第2の人生」 を大好きな釜山で過ごしたいと、2006年にオープンしたカレーライス専門店だ。
中央洞の国際旅客ターミナルから歩いて10分ほどのところにある。大きな通りからは少し離れているので、偶然通りかかった人が入る店という感じではないが、食事時には昼も夜もいつも行列が出来ているほどの人気だ。日本人の客ももちろんいるが、大半は韓国人の客。
何事も 「빨리 빨리(パルリパルリ=早く早く)」 とせっかちなことで知られる釜山の人が行列を作ってまで食べるほど、韓国人にも愛されているという証拠だ。お昼時には近くのサラリーマンやOL風の人たちも並ぶ。
1階・2階があるが店内はそう広くない。空席待ちの客は店の入り口横に用意されているホワイトボードに名前を書いて、店先で待つ。効率を考え、並んでいる間に注文を聞いてくれるので、席に着くとほどなく料理が出てくる。
メニューはけんちゃんカレー(5,000w)(▼)、コロッケカレー、白身魚カツのカレー(各6,000w)、トンカツカレー、エビカレー(各7,000w)など。それぞれ1,000~2,000wプラスでスペシャルカレーにもなる。
よく煮込まれており、いろいろな具やスパイスが溶け込んだ深い味わいが楽しめる。エビカレー(▼)。エビフライは細めながら3本。
それぞれ白菜キムチと大根の酢漬け、お味噌汁付きだ。
口コミでその評判が広まった店なので、リピーターも多いようだ。
けんちゃんカレー
釜山市中区中央洞4街42-2
(051) 461-0092
営業時間:11:30~20:00
定休日:日曜日・祝日
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