カレーハウスの野菜カレー
つづき
”カレーハウス” というだけあって、メニューは ”野菜カレー(5,000w)” と ”シーフードカレー(6,000w)” の2種類。それプラス、お好みでチキンカツやイカリング、エビフライ、自家製ソーセージなどのトッピング(いずれも1,500~2,000wぐらい)を追加注文する、というスタイルだ。
私たちは2人とも野菜カレーに自家製ソーセージのトッピングで。
メニューによると、この店のご飯は基本的に黒米などを混ぜ込んだ雑穀ご飯。注文時に言えば白米にしてもらうこともできるのだそうだ。また、「辛い味をお好みの方は注文時におっしゃってください」 とも書いてある。最初から辛い味をスタンダードにしていないところはありがたい。
やがて注文の品が運ばれてきた。ご飯とルーが別々のタイプだ。ご飯の手前に見えているのが、自家製ソーセージ。
早速、豪快にルーをかけていただく。ルーはどちらかというとサラッとしており、具だくさん。野菜カレーというだけあって、ジャガイモ・ニンジン・タマネギはもちろん、パプリカやしいたけ、豆類、そしていかにも韓国らしくニンニクもそのまま(1かけらを半分に切って)入っている。どれも具は小さめに切ってある。
お味はまずまずおいしい。感激するほどおいしいというほどではないが、日本人にとってはなじみやすい味だと思う。自家製ソーセージもなかなかおいしい。
これにモヤシのスープとカクトゥギ、ピクルス・たくあんがついてくる。
2種類のカレーと、4種類のトッピングをその日の気分で組み合わせて、いろいろなカレーを楽しむことができそうだ。
それにしてもお昼どきだというのに、客は私たちだけ。店内が広いので余計にガランとして見える。注文時に言えば辛い味にもしてもらえるようだし、韓国人の口にも合いそうな感じだが、客が少ないのはやはり地下という店の立地条件の悪さのためだろうか。
いやいや、西面の 「
고향맛」 は同じように細い階段を下りたところに店があるが、いつも待ち客が出るほど混み合っている。
私が思うに、地上に出してある看板の写真をもう少し工夫したらどうだろうか。そこ(地下)に店があるというのが分かりにくいので、看板は2つほどだして通行人の目を引くようにはしてある。その看板の料理の写真がもっと魅力的なら、入ってみようと思う人も増えるかもしれない。
私たちが店に行ったときにたまたま客がいなかっただけで、普段はもう少し客が入っているのかもしれないが・・・。何となく応援したくなる店だった。
CURRY HOUSE(카레하우스)
釜山市南区大淵3洞55-2 地下1階
(センチュリービルディング正面向かって左側の建物地下1階)
(051) 612-2265
営業時間:11~23時
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