パッピンスの変遷
つづき
さて、そんな温かい雰囲気のワンダーワールドにて、Mさんはぜんざいを、私と夫はパッピンスを注文した。そういえば今年になってパッピンスを食べるのは、これが初めてだ。
このパッピンス(▼)、毎年そのスタイルが微妙に変わるようだ。今年はこのようにかき氷の上に小豆がのっかって、さらにその上に抹茶パウダーがふりかけられているが、
昨年はこのように(▼)小豆の上にかき氷がのっかっていた。抹茶パウダーは、小豆と氷の間にサンドされていた。
さらに、一昨年はと言うと・・・(▼)。今年と同じように、かき氷の上に小豆がのっかるスタイルだった。
お皿に氷をかいた上にたっぷりの小豆をのせるより、先にお皿に小豆を入れておいてその上に氷をかく方が楽チンそうなので、そう変えたのだろうと勝手に私は思っていたのだが、そうでもなかったらしい。
氷が先か小豆が先か、特に決めているわけではなく、その時々の気分で作っているのかもしれない。
食べる側も、どちらのスタイルでもおいしいことに変わりはないので、どちらでも構わない。
さて、こちらはMさんが注文されたぜんざい(▼)。
このように、ぜんざいの上にシナモンパウダーがあしらわれているのが、この店の本来のスタイル。だが、私たちはシナモンパウダーより抹茶パウダーの方が好きなので、私たちがぜんざいを注文するときは、抹茶パウダーを振ってもらうようオーダーする。快くそんな ”特別注文” に応じてくださるなど、何かと融通が利くのが韓国だ。
緑に囲まれた手作りスペースで、おいしくぜんざいやパッピンスをいただく。やはり小豆のおいしさは絶品だ。
以前は、ぜんざいもパッピンスも1,500ウォンだったが、さすがに2,000ウォンに値上がりしていた。天候不順で小豆の値段も上がっているのかもしれない。
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