'10.1.22(金)海を見ながら 

dilbelau

2010年01月22日 21:26

つづき

私たちが乗車する 「무궁화(無窮花)号」 が静かにホームに入ってくる。



切符には3号車と書かれてあるのだが、ホームのどのあたりに3号車がとまるのかを示す表示がない。適当なところで待っていると、私たちの前にとまった車両の乗降口は開かないとのこと。左右どちらか隣の車両から乗り降りしてくださいとのことで、慌てて隣の車両の乗降口へ。

プラットホーム自体の高さが低いので、列車に乗り込む際には数段の階段を上ることになる。

無事乗り込み、指定の3号車まで車内を移動。
車両の中には、子供が喜びそうなゲーム機が設置された部屋や、



飲料水やお菓子などの自販機。支払いには電子交通カードも使えるそうだ。



こちらは自由席(??) 車両の両サイドにこのような座席があり、やけに広い。



そしてわれわれの座席がある3号車へ。「무궁화(無窮花)号」 は、清道へ闘牛を見に行ったときに1度乗ったことがあるが、こんなに座席が広かったかと思うほどゆったりと座れる。前の席との間隔も充分あり、椅子の座り心地もなかなかよい。車両の幅が広い気がする。

私はまだ乗ったことがないが、KTXは座席と座席の間隔が狭いと不評だそうだが、乗り心地はこちらのムグンファ号の方がいいのではないだろうか。



「(座席が)広いしきれいですね」 と言う私に、友人Yさんは 「今はこの列車が始発駅を出て間もないから車内もきれいだけど、時間が経つにつれて、乗客が放置した飲食物の包装紙や缶飲料などで散らかってくるのよ」 と。なるほど・・・。

列車が出発して間もなく、進行方向右手の窓からは海が見える。私たち夫婦も何度か訪れた송정(松亭)の海も見える。

おしゃべりしていると、あっという間に目指す機張に到着。わずか15分弱の短い列車の旅だったが、普段バス(たまに地下鉄)で移動することがほとんどなので、列車に乗るというのはとても新鮮だった。

つづく

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