昨日、夫の教え子の1人と一緒に3人で昼食を食べに行くことに。若い人だからピザがいいかしらなどと考えていたのだが、ふと 「
アルプス」 のことが思い浮かんだ。以前、韓国語の先生と一緒にこの店に行ったとき、韓国人の口にも合うとおっしゃっていたので、それならその教え子さんにも気に入ってもらえるだろうと店に向かった。
店のご主人は日本人の木村誠さん。奥様は韓国人の정정운さんで、とても流暢な日本語を話される。この店のメニューは全て木村さんの手作り料理だ。メニューもカレー・ハンバーグ・コロッケなど、日本の家庭の味が楽しめる店で、私たち夫婦もお気に入り。
席についてメニューを見ようとすると、「少しメニュー変えたんです」 と奥様。
カレーをキーマカレーに変え、辛さも韓国人の口に合うように以前のものより少し辛くしたのだそうだ。
メニューには 「爆弾カレー(激辛キーマカレー)」 と書いてある。
「爆弾」「激辛」 という言葉を見ると、一体どれぐらいの辛さなのだろうかと思ったが、ご主人の木村さん曰く、「韓国に住んでいる人なら韓国料理の辛さに慣れているでしょうから、日本の方でも大丈夫だと思いますけど・・・」 と。
以前のカレーに比べるとずいぶん辛くなったので、念のためメニューにはそのように書いてあるのだそうだ。
日本には 「激辛カレーの店」 というのか、辛さのレベルを数字で幾段階にも分けて、「辛さに挑戦!」 のような店もあるようだが、そんな店でもあるまいし、食べられないほど辛いということもなかろうと、教え子さんと私はその 「爆弾カレー(5,000ウォン)」 に、コロッケを1つ(1,500ウォン)トッピングしてもらう。
夫は今日のところは 「メンチカツ定食(6,500ウォン)」 を。
やがて噂の 「爆弾カレー」 が。
なるほど、以前のカレーライス(↓↓)とはがらりと変わった感じだ。
以前のカレーライスはマイルドな、まさに日本のカレーという感じだったが、このキーマカレーもいかにもおいしそう。まずは一口。
おっしゃる通り、以前のものよりは随分辛くなったが、スパイスの香りとみじん切りの野菜のほのかな甘さがマッチして実においしい。本格インドカレーといった感じのパンチのきいた味だ。
韓国人の教え子さんも、おいしいおいしいと食べてくれていた。コロッケも口に合ったようだ。
「(同じフライものということで)韓国にも豚カツの店はたくさんありますけど、こんなにおいしい味はないです。機械で大量に作ったものが多いですから」 と。
コロッケも久しぶりに食べたが、衣はサクサク、中身はなめらかでホクホク。変わらぬおいしさだ。
これにお味噌汁とキムチ・ピクルスがついて5,000ウォン。大盛りにすると6,500ウォンだそうだ。
さて、おいしくいただいた後、これまた木村さんお手製のデザートをいただくことに。
つづく