'09.4.26(日)活魚料理コンテスト 調理編
今日は気温がやや低いものの、いいお天気。
24日(金)から開かれている漁坊祭りも、いよいよ今日が最終日。
「漁坊」 は、昔から漁業活動が活発だった水営地区の漁業協同体を称する言葉で、伝統を継続するという意味で 「広安里漁坊祭り」 として名称を定め、毎年4月に開催している祭り。今年はその第9回目。
連日、いろいろなイベントで賑わっていたが、今日は 「活魚料理コンテスト」 なるものが行われた。現役の調理人たちが、本日の素材 「鯛」 を使って、1時間という制限時間の中で刺身料理に仕上げていくというもの。
本日の参加者は全部で15人。うち女性が2人。各自、自分の作業台につくと、持参の包丁などの調理道具を取り出して調理スタート。
15人の参加者のうち、ひときわ見物客の注目を集めていたのは、この 「釜山産業学校」 に通っている高校3年生。他の参加者は、みな現役の調理人で中には調理人歴20年という人もいる中で、非常に初々しい。
彼女の学校の同級生や先生も応援に来ている。特に先生は、しきりに 「あと30分よ、もうちょっとペース上げて」 とか 「そこにトマトも飾って」 などと声をかけている。
調理中、コンテストの司会者が各参加者にいろいろインタビューして回るのだが、司会者がこの女子高生にインタビューしようとすると、その学校の先生は 「ちょっと時間が足りなくて集中してるから、話しかけてあげないでちょうだい」 と、まるで我が事のように神経を使っている。
5~6名の審査員も、審査基準の書かれた書類を手に、それぞれの参加者の調理の様子を審査して回る。
さて、見物客の注目を浴びながら、やがて1時間が経過。早々に出来上がっていた参加者もいれば、時間ギリギリまで飾りつけをしていた参加者も。
つづく
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