2011年08月22日

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

つづき

城邑民俗村を見学した後、民俗村の近くで昼食をいただくことにした。村に隣接したところには食堂がいくつか並んでいる。いずれも草葺屋根に溶岩で作った壁という、民俗村内にある家屋と同じ造りだ。

適当な店に入り 「옥돔구이정식(赤アマダイ焼き定食)」(10,000w)を注文。옥돔(オクドム=赤アマダイ)もチェジュでは有名なのだそう。店内には私たちともう1組家族連れがいるだけでのんびりした雰囲気だ。

おいしそうな匂いが漂ってき、やがて赤アマダイが運ばれてきた。焼き魚というよりは、多めの油で揚げ焼きにしてある感じ。けっこう大ぶりの魚だ。身離れがよく食べやすい。香ばしくてジューシーで大変おいしい。

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

ご飯と一緒に出てきたスープは냉국(ネンクッ)。直訳すると 「冷たいスープ」 だ。具はキュウリやワカメ。醤油や酢・ごま油などで味付けし、氷が浮かべてある。実にさっぱりしていておいしい夏にピッタリのスープだ。

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

반찬(パンチャン=おかず)は、野菜や山菜のナムルが中心。もちろん済州島名産の고사리(コサリ=ワラビ)も使われている。柔らかくて風味があっておいしい。

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

もう1組の家族連れの客が帰り際、料理がとてもおいしかったと店員に言うと、店員は 「この店は観光客だけでなく、地元の人もたくさん食べに来るんです。安くておいしいと言ってくれますよ」 と。

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

この店は済州島名物の黒豚専門店。メニューは黒豚の焼肉や、太刀魚・鯖の煮付けなども。店名の 「멍석(モンソッ)」 は、「むしろ、わらむしろ」 という意味。

済州島紀行-赤アマダイ焼き-33

멍석
西帰浦市表善面城邑里987-1
(064) 787-1206


つづく


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