2010年10月23日

日本からお嫁入りした帆船

つづき

そして、メインステージ横では帆船遊覧船 「누리마루(ヌリマル)号」 の乗船体験が。

日本からお嫁入りした帆船

ヌリマル号(358t)は、釜山で最初の帆船クルーズとして日本からやってきた船。船主が出張で日本へ行ったときに四国の港でこの美しい帆船に一目惚れし、30億ウォンで購入したそうだ。ヌリマル号は1850年代のオランダの船型をそのまま復元したもので、海賊船をテーマに作られた。外見はヨーロッパ式の帆船だがディーゼル動力で運航し、最大乗船員は360人だそうだ。

「ヌリマル号」 という名前は、2005年11月18~19日に開かれた第13回APEC首脳会談のときに建てられた、冬柏公園内にある国際会議場 「ヌリマル」 からつけられたものだ。ちなみに 「ヌリマル」 は 「世界の頂上」 という意味だ。

日本からお嫁入りした帆船

普段は3コースの定期運航をしている。五六島1周コース(90分)=25,000w、太宗台往復コース(90分)=25,000w、広安大橋往復コース(120分)=30,000wだ。詳しい運航時間・予約などはテズラッククルーズ(Tezroc Cruise)

ちなみに広安里の花火大会のときには、船上から花火を観覧できるよう特別運航があり、料金は22日(海外チームの花火)は大人子供ともに65,000w、23日(韓国チームの花火)は大人240,000w、子供140,000w(それぞれ1人当たり)だったそうだ・・・。

日本からお嫁入りした帆船

チャガルチ祭りの期間中は、15~17日の3日間(1日3回)、希望者に無料で乗船体験をしてもらっていたそうだ(▲)。乗船体験は事前の申し込みが必要で、9月末ごろに公示された体験乗船に対し、応募者多数のため10月7日にはもう受付を締め切っていたそうだ。

ちょうど私たちが乗船場所に来て間もなく、ヌリマル号が出航していくところだった。体験乗船は、ここを出て송도(松島)前の海まで。

日本からお嫁入りした帆船

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